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#日記
6-22 線の美しさ
久々にデッサンをした。
デッサンにおいて僕が好きでやまないポイントは、境界線である。空間と物体の境界線を黒ではっきりと濃く描かないようにするのだ。薄く、まるで境界線がないかのように。実際、物体をよく観察しているとわかるのだが、空間と物体の間には、黒い境界線などどこにもない。
我々を我々以外と区別しているのは、一体何なのだろう。あるはずの境界線はまるで幻想のようで、ないようであり、あるようでない
7-30 悲しみよこんにちは
オナニーを見たいという人間が苦手だ。加えて、そんな気分になどなれやしなかった。自慰行為は見たいと言われて見せるものではなくて、見せたいと思って見せるべきものだという言説を密かに唱え、睡眠につくしかない。彼は「自慰行為の時の、本当に快楽を欲している感じがたまらないのだ」と言っていたが、誰かを悦ばせるための自慰行為は果たして本当に欲して快楽を享受しているといえるのだろうか?
当人はフランス文学を嗜ん
5-31 Def techの名曲、my way
嫉妬心。この世で一番くだらないと思っているが、抱いてしまう。才能が、うらやましい。環境が、うらやましい。知能が、うらやましい。僕に手に入らないものだからこそ、うらやましい。
僕は面白い人間ではない。僕は人を集める能力なんてない。僕は「面白い」と人に認められるような人間じゃない。愛されるべき人間でもない。そのことが、わかっているにもかかわらず、僕の頭の中に蔓延っている。
知り合いは、とても、素敵
4-24 ヘンダーランドについては特になにもないです。
ネタバレ注意報発令中。映画というよりかは俺の人生のネタバレですね〜。
友人とオトナ帝国を見ました。友人に隠れて映画中に2回ボロ泣き。俺は結婚もしてないし育児もしていないし、ローンで家も買っていないので、過去の自分との照らし合わせの感情移入というよりかは、家の床とか、夏の暑さとか、駅のホームとか、匂いやら音やら質感やらといった五感を私は「知っている」ので、ひろしの回想で、ひろし感情移入ボロ泣きがそ