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専業主婦の働き方⑩ お料理🍽️編

ー「食べることは生きること。」

私は、食べることが大好きだ。美味しいものをお腹いっぱいに食べて、寝る。それだけで満たされる。ああ、なんて幸せなのかしら。

食べることだけが楽しみだったのに、作ることが生き甲斐になった。長い長い、わたしの記録。

”どうせ作るなら、楽しい方がいいじゃん!”


本日は、食べるのを愛してやまない、主婦のひとりごと時間です。
よろしければ、お話にお付き合いいただけますと、幸いです。



美味しいものを食べたい。
それも、お腹いっぱいに。

それが、私の希望で憧れで夢で。

体力と時間はあるが、お金はなかった若かれし頃。

夢を叶えるための作戦を、3つ思いついた。
以下の通り。
①とにかく自炊をして、腕を磨く。
②すごい人の弟子にしてもらう。
③誰かに料理を振る舞う。

そして、3つすべてを実行に移した。


ステップ① とにかく自炊をして、腕を磨く。
ハタチ。初めての一人暮らし。食べることに生きてきた人間。ついに作る側になってしまった。

高校生時代、毎日お弁当は作ってた(『③お弁当編』に記録)。だが、勘違いしてはいけないのが、料理にはいくつものプロセスがあるということ!

ざっと、食べるに至るまでのタスクをご紹介。

1. 献立を考える。
2. 買い出し。
3. 材料の仕分け。
4. 段取り確認。(何をどの順番でするか。)
5. いざ、料理!

ようやく、いただきます~🍚


⚠️ここで、初心者がやりがちなこと。
・何をどれくらい買っていいか、いまいちわからない。
・無駄にオレンジジュース2本を買ってしまう。
・買い忘れた!気がつけば、毎日スーパー通い。
・そもそも野菜はどれくらい切ればいいの。
・あ、米炊いてなかった。

すべて、私がやってきた過ち集です。
そうです、料理は慣れるまでが大きな壁。食べるに至るまでにこんなに試練があるのかーーー!二十歳の若造は、こうして料理デビューを迎えた。


“ごちそうさま”で終わり。
じゃないのよ、料理は。

食後のすることタスクはこちら。

6. 食べ残しがあれば、タッパ等に保存。
7. お皿、お鍋等の洗い物。
8. 洗い上げたものを拭いて、定位置に戻す。
9. 匂いのするもの、生ごみを包んで捨てる。
10. ダイニングテーブル、キッチンのリセット。

よっこいしょ。


意外と、やることがあったりします。

⚠️ここで、初心者がやりがちなこと。
・食べた達成感で動けぬ。
・洗い物は、、、明日は明日の風が吹く(そうして、洗い物ピラミッドが出来上がってゆく)。
・匂いのするもの、生ごみを無防備に放置していませんか、、?よからぬことが起こるかもしれません。いや、起きました(私の身には)。

これらの過ちを思い出すだけで、恐怖に駆られます。綺麗好きになった経緯は、間違いなく、この黒歴史の影響です。何事も失敗から学ぶのです。


ステップ② すごい人の弟子にしてもらう。
さて、一人暮らしも落ち着いてきたところで。
私はさらに料理を極めたく、いくつかの飲食店でアルバイトを始めました。まずはひとつを選べばいいのだが、つい欲張ってしまう、それが人間の性ではないでしょうか。

大学がお休みの日は、永遠と料理漬けの日々を送っていました。しんどかった(自業自得)。


修行嬢の1日のスケジュールはこんな感じ。

8:00-10:30 カフェ出勤 モーニングのサンドイッチをひたすら作る!
(休憩:自分で淹れたコーヒーで一服。)
11:00-15:00 レストラン出勤 ランチ仕込み、テーブル準備、サービス
(休憩:スーシェフさんが作る見習いパスタでお昼。これがたまらん!!)
18:00-23:00 バー出勤 ディナー・ドリンク仕込み、サービス  

料理のイロハ!

こうして、料理の段取りを体で覚えました。
ベーシックな料理から、あれとこれを組み合わせるなんて!という驚き料理まで。あらゆることをあらゆる方々から学ばせていただきました。

飲食業界でお勤めの方は、細かいことに気が付く方が多いです。その繊細さが、料理のアイディアにつながっていると思うと、とっても壮大で、アーティスティック!だと思わずにはいれません。

食べるのに全力をかけている身としては、プロのお方が作られる賄い料理が、すこぶる喜び。中でも、フレンチレストランのスーシェフさんが残り物で作られるパスタは、震える美味しさ(ガクブル)。必死になって作り方を見て盗んだものです。おかげさまで、私の得意料理に、今もなおパスタがランクインしています。


ステップ③ 誰かに料理を振る舞う。
ある程度、料理の実務経験、知識が増えてきたところで、アウトプットに移ります。実践あるのみ!です。

私が料理を振る舞った例として。

・友人を自宅に招いて、お鍋をつつき合う。
・彼氏のお家で、あるもので何かを作る(足りなければ、近くで調達)。
・ホームステイ(居候)させてもらった外国人に、カレーを作る(カレーがあれば大体解決)。

まずはハズレがないものを。


お家ごはんであれば、女子会代が浮きます。
あるものでパパッと作れると、もれなく彼氏の胃袋を掴めます。
カレーは国境をも超える。(よろしければ、『カレーが世界を救う、かも』話もどうぞ。)


(まとめ)
「食べる」専門から、「食べると作る」のプロフェッショナルに。

決して、私はプロではないのですが、プライドを持っていつもお料理と向き合っています。

「食べる」ことが好きな方であれば、もっと美味しいものを食べたい、もっとたくさん食べたい、もっといろんな人に食べてもらいたいと、好奇心が湧いてくるのではないでしょうか。

その好奇心は素晴らしいものです。

ぜひ、奉りあげて、育てていきましょう!!✨

彩に溢れた食卓を、大切な人と、ともに。


ーーー


*あとがき*
無事10回目を迎えることができました。読んでいただいている皆様、改めてお礼申し上げますm(._.)m

見出し画に使わせていただいた、本気のハンバーグ。艶があって、お美しい。お料理は目でも楽しむものですからね!ここまるさん、素敵な作品をありがとうございます。色鉛筆画と知ってびっくりしました😳✨

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