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計画通りにいかない日が無意味とは限らない



朝完全に目が覚めていない半分夢半分現実みたいな意識の中、あれ...今日仕事だよなあ..最悪........休みだ...って自覚する瞬間がたまらなく幸せです



こんばんは、みどりのいぬです〜



昨日立てていた今日の予定はこんな感じです

・ 掃除機をかける
・ スコーンを作る
・お昼ご飯はネット通販したカレーを食べる
・本を読む

結果としてはスコーンを作る以外達成しました!本当はスコーン作りがメインだったのですがいいんです!キッチンに立つ習慣がない私はキッチンに立つという行為だけでも億劫なんです。でも料理を始めれば楽しい。お風呂と同じなんですよね。入るまでのめんどくささを乗り越えた先にあるさっぱり感と達成感。わかっちゃいるけど体が動かない、そんな日もあります。また今度のお楽しみに、スコーン作りはとっておきましょう。





先日紹介したマサラチャイと同じお店で購入したカレーが昨日届いたので今日のお昼に食べました。

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ベジキーマカレーとさつまいもとクミンの精進カレーの二種です。湯煎で5〜6分であっという間にお店の味が楽しめるんです。素敵〜!



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盛り付けのセンスが抜群に無いな!?


自分でもビックリ。こんなことあるのだろうか。
ご飯をそれっぽくお皿の真ん中に丸くのせて、サイドからうまくカレーをかけてあいがけの映えるカレーを作りたかった....インスタ映え写真は難しいですね。

でも味は美味しかった!とっても優しい味なんだけどスパイスが効いていて初めて食べるカレーでした。さつまいもとクミンのカレーが甘くて特にお気に入りです。作り手の愛情を感じました。優しい。





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だいぶ前に買って眠らせていた本を読みました。

虹いろ図書館のへびおとこ 櫻井とりお著


主人公の火村ほのかちゃん。小学生6年生にしてはとってもしっかり者で正義感も強くて家の手伝いもできる女の子。転校先のクラスを仕切っている女の子と些細なことでで揉めてしまい次の日からクラスで酷いいじめにあいます。学校に行けずに彼女が辿り着いたのは古びた図書館でした。

そこで顔や首の半分が緑色の司書のイヌガミさん、可愛いお姉さんうつみさん、中学生のスタビンズたちと出会います。毎日朝から図書館に来るほのかに変なお節介も詮索もせずに、少しずつ打ち解け合い心を通わせていきます。

見た目や考え方が違うだけで人は怖がったり面白がったり否定したりしてしまうけれど、この世に全く同じ人間なんていないのは当たり前で相手のことを知らない状態で、理解をするという工程を飛ばしてしまった結果、恐怖という感情が人を傷つけてしまうのではないでしょうか。

真理がわれらを自由にする


沢山のことを知ることで私たちの考え方はもっと自由な場所にいける。沢山の本を読むことで叶えられるのではないでしょうか。今までまで知らなかった考え方や感情や知識を教えてくれるのが読書の素敵なところの一つだと思っていて、この本を読んでより一層強く感じました。

ラストは切ない中にも温かさがあり胸がギュッとなりました。ほのかがこの図書館と沢山の人たちと出会えて良かったなあと思い、自分もなんだか前向きな気持ちになれた気がします。

イヌガミさんがほのかに言ったセリフで

ぼくがハンサムだったら、君は同じようにプロポーズしてくれたかな?

これがめちゃくちゃ切なくて無理なんです〜〜〜(号泣)


ほのかがイヌガミさんに好意を寄せていてそれが初恋なのは紛れもない事実です。でもほのかはあざのあるイヌガミさんを心の隅で守ってあげたいとか幸せにしてあげたいとか、対等な立場で見てないというか。私がしてあげなくちゃ!の気持ちが強いんだと思います。それって同情心も少なからずあって、じゃあ僕にあざがなくてもプロポーズしてくれたかな?っていうイヌガミさんの心理...胸抉られるくらい切なくないですか...?

まだ小学生のほのかには分からない感情を高校生になった彼女は理解するんですよね。


懐かしい絵本も沢山出てきてこれ読んだことある〜!とワクワクしたり、図書館にこもって本を読み漁っていたりした子供時代を思い出させてくれます。本が好きな方は絶対好きになる一冊だと思います☺︎




予定通りにいかなかった今日。なんだかんだ濃い一日になりました。いつスコーン作ろうかな〜






みどりのいぬ

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