煽り煽られ

いつもの日常を壊してしまう一本の電話から始まった

『コンピュータが起動しない』とお客様からの連絡

色々調べて見たが、ネットワーク関連の故障か又は接続不良と判断して

直ぐにお客様先へ向かった

ここまでは、いつも何かあった時の対応で落ち着いて対応できていた

会社から首都高速に乗った

最初はいつものように混んでいたが

途中から詰まりながらも順調に移動していた

首都高の合流もスムーズに進んでいると

ふとバックミラーに目をやると

猛スピードで迫ってくる車が・・・・・

ハイハイ又いつもの煽り運転ですね

トイレに行きたいのですね(トイレの話はこちら↓)

と思ったが、前には大型バス

横にはトラックがいて、そんなにガラガラではない状況なのに

この煽り運転は異常だと思った

夜中の首都高速ならまだしも、まだ朝10時を回ったところ

『マジか?』

『そんなに煽っても無理だよ、前はバスが何台かいるのだから』

と思うのもつかの間

いきなり反対車線へ移動(急ハンドル)

『まったく、もぅ〜そんなに急いだった前だって、詰まってるよ〜』

と思った瞬間、反対車線に移動した直ぐ後ろから

更に青い車が猛追して来るではないか?

『何なんだこれは?』

何と2台で煽り煽られ運転を繰り返しているのだった

『何やってんだ朝からまったく』と一人で文句を言ってしまった

もう勝手に2台でやってくれ❗️と思った矢先

急に1台が後ろにビタっと煽り、もう1台は前に入って来たのだ

おいおい、頼むから、私を巻き込まないでくれよ〜と心の底から思ったが

そんなことは知らずに、後ろはどんどん煽ってくる

もう、私はバックミラーを見ることやめた

どんなに煽られても無理ものは無理と割り切ったところで

4車線の分岐が見えた

あと少しの辛抱だ

分岐に入ると直ぐに、私は2台の争いから逃げた

逃げれたのだった

その後、その2台はまた、煽り煽られを繰り返しながら進んでいる

勝手に離れていく2台を見てホッとしたが

実はこの2台の運転者が怖いのだ

1台はレンタカーの初心者的な人、こちらの運転者はまだマシだった

もう1台の運転者がまさに恐怖だった

白髪の60歳〜70歳くらいのおじいさんなのだ

バックミラー越しに見たのだが、笑いなが煽っていた

そして、何よりも怖かったのは、4人の家族同乗での運転だったこと

助手席にはサングラスをしたおばさんが・・・・・

『おいおい、なんで止めないの?』

私の頭の中はハテナでいっぱいになりかけた

煽られたことは何回かあるが、どれも一人での運転だった

家族同乗での煽り運転には本当にビックリした

危険はいつどこで、こちらの状況に関係なく迫ってくいる

そのことを我が身をもって体感した

避ける術を

逃げる術を

覚えなければならない

立ち向かっても、このような状況では無理だろう

後で、渋滞情報を見たが事故などが、無かったことが救いである

自爆事故も困るが、あんな運転で、巻き込み事故をされても困る

午前中の首都高速でこのような運転に会うとはまったくの想定外だった

あ〜怖かった

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