midori

どうでもいいことを、つらつらと書いてます。 建築勉強中。趣味は読書と映画。ひとり暮らし。

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最近の記事

プレッシャーから抜け出すには。

 今月の末に試験を受けます。その資格が仕事で必須という訳ではないのですが、今通っている学校(通信制)の授業で習ったので、せっかくなら公の試験を受けてみたい、そんな気持ちで受験を決めたのでした。そこそこの受験料を払っているし、受験の手続きにけっこう手こずったので受かりたい。しかしまあ大変です。そうですよね、世の中そう簡単には出来ていないですよね。私はプレッシャーに弱いので、日にちが近づくにつれて憂鬱に、弱気になっていきます。ああ、はやく終わってほしい...。  もともと考え込

    • 人間関係って解決するものじゃないという話

       昨日、元同僚と夕食を食べに行きました。安くてそこそこうまい韓国料理屋。話題に上がるのはもっぱら職場(私も前に勤めていた)の最新ニュースです。  私はもともと大きな組織に属することが苦手ですし、人間関係ももれなく苦手です。おまけに今は試験勉強があるので、無駄なストレスはなるべく受けたくないという思いで在宅勤務の仕事へ転職を決めました。退職して一か月、そういったストレスとは無縁の生活でしたが元同僚の話で一気に人間関係の煩わしさがよみがえってきました。  個人的には、仕事に私情

      • 恋愛という膜におおわれたこの世界でどう生きるか

         仕事ばかりしていた2年前、休みの朝になるとどうしようもない虚無感や途方もない気持ちになっていました。何のために、何をして、今をどう生きるべきなのか。そんな考えがぐるぐると頭のなかを巡り、いつの間にか誰かの描いた線の上にいる気がして、まったく気が休まらなかったんです。きっと自信の無さや育ってきた環境、未熟さとかいろんな事が重なって当時の自分をつくっていたんだと思います。  今の生活でなによりも幸せなことは、自分がいつも真ん中にいること。朝起きて、食事をして、勉強や仕事をする

        • 「トップガン マーヴェリック」を見に行った話(個人的感想)

           先週末は実家でゆっくりしようと思い立ち帰省。くつろぎ過ぎて2泊もしてしまいました。実家に帰ると気が緩んでしまい、ひとり暮らしの家に帰宅してからも調子がもどるまでに時間がかかることも...。  そんな自分に喝を入れるために(?)、すべりこみで「トップガン マーヴェリック」見に行ってきました。トップガンシリーズはほとんど見ていないのですが、周りの友人たちからの評判も上々。ぐだぐだと数日過ごしていたら、なんだかパワフルな映画が見たくなったのです。  これがアメリカ映画だ!どう

        プレッシャーから抜け出すには。

        • 人間関係って解決するものじゃないという話

        • 恋愛という膜におおわれたこの世界でどう生きるか

        • 「トップガン マーヴェリック」を見に行った話(個人的感想)

          図書館へ行った話

           パソコンのある机の上に、ごはんと海苔と野菜スープ。急に降ってきた今日中にやらなければならないことを頭の中で整理しながら昼食をとった。海苔は湿気ていたし、野菜スープはコンソメを入れたので白いごはんとは合わない。マルチタスクというのが苦手なので、幸い昼食を味わうことの優先順位を下げた。  夕暮れに差し込むすこし前、ひと段落ついたので図書館へ歩いて向かう。最寄りの駅を通り抜けて線路の向こう側へと渡り、また10分ほど。  図書館へ入るといつも本をピッとしてくれる人たちが、それぞれ

          図書館へ行った話

          突然現れるマグマくん

           ベランダにつながる窓辺に腰かけて文章を書いている。今日は久しぶりに温度が高くなり、真っ青な空が広がっている。熱を持った空気が足元をくすぐる。アイスコーヒーを飲みながらこうやって外の風にあたるのは本当に気持ちがいい。この解放感、無職の醍醐味である。  年を重ねると、なぜか自分の出来ないと思うことばかり目についてしまう。社会の波に揉まれ等身大の自分を知ったからなのか。はたまた大人になっていく同年代たちについていけなくなったのか。  前にテレビでパリコレモデルのインタビューを

          突然現れるマグマくん

          名前の画数がわるい

           実名の画数がすこぶる悪く、姓名判断の無料サイトをひらくたびに少し落ち込む。  占いとか姓名判断とかいった類のものはひとつの参考だったり、ある種のエンターテインメントとして成り立つものだと、頭ではわかっているけれど気にする自分がいる。姓名判断では「その場の直感で動いてダメになる傾向あり。冷静に判断を」的なことが助言として書かれていた。  まさに自分は直感タイプというか、「こうしよう」と自分で納得しない限り動かないし、逆にそう思ってしまうと動かざるを得ない。年齢を重ね、そう

          名前の画数がわるい

          高校の苦い味と三島由紀夫「お嬢さん」

           高校時代の記憶には苦い思い出しか残っていない。郊外の母子家庭で育ったわたしが私立の中高一貫高へ編入したのはいくつかの間違いがあったのかもしれない。私はそこで人生ではじめてのカルチャーショックというものを受けることになる。  黒塗りのベンツで学校に横付けし降りてくる小太りの中学生、髪はさらさらで潤んだ唇とシルバーの腕時計を付けた女子高校生。彼らの姿を羨望と嫉妬、軽蔑、それまで見たことのない色の感情が私の体のなかを渦巻き、そんな自分にひどく驚いたことを憶えている。  先日、

          高校の苦い味と三島由紀夫「お嬢さん」

          スピルバーグ監督「ウエスト・サイド・ストーリー」をみた話。

           予定よりはやく仕事がおわり、帰り道にある映画館に入った。普段は残業もほとんどない会社だが、いまの時期は仕事の繁忙期で、近頃は日が沈んで暗くなった道を帰ることがほとんどだった。  その日はひさしぶりに西の空にオレンジの夕日が沈んでいくのを見た。会社の通勤には大きな橋を渡るのだけど、水色とオレンジの混ざった広い空をみながら歩くのはとても気分がよかった。  知人から評判がいいと聞いていた「ウエスト・サイド・ストーリー」をみようと決めた。監督はスティーブン・スピルバーグ。SFやヒ

          スピルバーグ監督「ウエスト・サイド・ストーリー」をみた話。