ケアマネ本来の姿を取り戻す
おはようございます!
〜ケアマネ本来の姿を取り戻す〜
2021年のGWも終わり、もうすぐでお盆、気付けば正月、と今年も残すところ僅かだなと、半年も過ぎてないのに意味不明な言葉をつぶやくこの頃です。
(20代の方が読んでいれば覚悟しておいて下さい。同じようなことをつぶやくようになります。)
未来を予測するにあたって、通信系を軸にして語られることが増えました。
だいたい10年刻みで振り返ると
2000年はカメラ付き携帯が発売され、写真を送る『写メ』が普及、
2008年にはiPhone3Gが日本で発売、mixiなどのSNSが全盛期を迎える。
2020年にはUber eatsの利用が加速し、スマホで決済した牛丼が、地図上でリアルタイムで運ばれている様子を確認できるようになりました。
2030年には、寝てる間に、1日の予定をスマホが分析し、着る服やランチの予約、友達との約束などを勝手にしてくれてるかも知れません。
#勝手なことを言うもんじゃない
10年刻みで通信系のサービスを読み取っても、創造を遥かに超える世界が日常になっています。
仕事も通信系の革新により、働き方は変わっていくことでしょう。
ケアマネ業務はどうなるでしょうか。
介護情報は全てクラウド化、AIがケアプラン作成、サービスの手配や緊急連絡はソフトがメッセージの送信など自動的にしてくれるようになっているでしょう。
スマホで仕事を行い、パソコンでするようなケアマネ業務はなくなっていると思います。
この辺のことはなんとなく想像できることで、ソフトに慣れればなんてことないでしょう。
もう少し踏み込んで予想すると、『独立型ケアマネ』が増えていると思います。
訪問看護ステーションや訪問介護事業所を併設しない『独立型ケアマネ』はいまは1割程度です。
でも僕は2030年には半々くらいになってるんじゃないかと思います。
理由は、通信系の発達により、敷地内にケアマネが居ても居なくても確認する作業が同じだからです。
みんながスマホで基本情報や方向性を確認する。
足りない情報があれば『書いといてよ』となるので、居ても居なくても変わりありません。
ケアマネを併設する事業所は減っていくことが予想されます。
とは言え、ケアマネが減っていくのかというとそうでもなく、
人員基準の緩和などにより、兼務などがしやすくなることが予想されます。
しかし、ケアマネの存在意義を考えるのは何も事業所だけではありません。
ケアマネ自身もその存在意義と向き合うことになります。
果たして兼務を望むケアマネがどれくらいいるでしょうか。
(僕なら兼務ではなく、他の方法を選びます)
その時に発生するのが、“独立“の動きじゃないかなと思います。
ちなみに通信系の発達やAIなどの革新は、税理士などの仕事も減ると言われています。
“独立”もしやすい世の中になっていることでしょう。
『独立型ケアマネ』は併設する事業所の利益や忖度を気にすることなく、中立的にケアプラン作成ができます。
利用者主体のケアマネ本来の姿を取り戻すことになるといいですよね。
地域包括や訪看などと併設されている利点があるケアマネ事業所はそのまま残って、半々くらいがちょうどいいように思います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #独立
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