【令和3年9月30日までの上乗せ分】、デイへの【3%加算】の意味って何なん？

おはようございます！


僕たちの目の前には、いま２つの世界の可能性があります。


ワクチン接種が広がり集団免疫を獲得し、新型コロナウイルスを撲滅する世界。


インフルエンザのように、ワクチンはあれど新型コロナウイルスと共存する世界。



前者のようにウイルスを撲滅した例は天然痘ウイルスしかないことや新型コロナウイルスの致死率の低さ、無症状でまん延する特性を考えると、ワクチン接種が十分に広まるとは思えず、withコロナな世界になることが予想されます。


加えて、この短期間でSARSやMARS、COVID-19が発生していることから、グローバル化が進んだ結果、ウイルスがまん延する確率が極めて高い世の中で、COVID-19を撲滅したところで、新たな感染症の脅威に直面することは間違いありません。


僕たちはもうwith感染症な世界に生きるしかないんです。


そこで、感染症に弱い立場にある高齢者の方々へのサービス提供は、今回のCOVID-19を機にもっと見直した方が良かったと思います。


具体的に言うと、


令和3年4月の介護報酬改定では、売り上げが下がったデイサービスの補填やかかりまし費用を踏まえて設定された【3％加算】や【令和3年9月までの上乗せ分】が組み込まれました。


しかし、この売り上げ補填や期間限定の上乗せのやり方は短期的な誤魔化しに過ぎず、新たな感染症への対策とはなっていません。


もっと永続的に対策ができるよう基本報酬に感染対策の費用や人件費を盛り込むべきだったと思います。


デイサービスに体温センサー設置の義務付けや規模に適した人員の配置などを設定し、それに相応する基本報酬にすれば良かったですよね。


【令和3年9月30日までの上乗せ分】、デイサービスへの【3%加算】の意味ってなんなん？


実績や給付管理が面倒なだけで次の感染症対策の何ものにもなってない。


しのごの言わずに基本報酬に組み込み、サービス提供時の感染対策の要件を引き上げるべきだったと思います。


まだCOVID-19が終わった訳ではありません。


感染対策の習慣付けができている今のうちに、永続的な感染症対策をもっと意識すべきだと思います。


では、いってらっしゃい！


#介護  #ケアマネ #在宅 #コラム #感染症 #撲滅無理