思い立って数時間で宝塚歌劇団の観劇予定を立てた話①～チケット入手編～

◆宝塚デビュー…しちゃいました…！！！

宝塚歌劇団はもちろん昔から知っていて、
思えば小学生の頃には、受験をしていた同級生の存在もあった。
最高峰のエンタメのひとつとしていずれ観劇をしてみたいと心の隅で思っていたけれど
どこの組を見たらよいのか、なんの演目を選べばよいのか…
なんとなく決めきれずに、なかなか行動に移せないままでいた。

2024年1月某日。
なぜかわたしは強烈に、雷に打たれたように突如
『宝塚観に行きたい！！！』
と思い立つ。
これまでぼんやり思っていたのとはちがって、とてもハッキリとしたものだった。

思っているだけじゃたぶんこのまま行かないぞ。
今行動しないと逃すぞ！と、思考と行動が最短距離で直結していて、
さて今やっている公演はなんだ？
誰を見たい？チケットはあるのか？など
一気に調べ始める。

そこで自分の記憶の扉をコンコン。
宝塚で気になったことがある存在といえば…？
頭に浮かんだのは、、、

◆朝美絢

この名前だけは、憶えていた。
初めて見たのはテレビか、SNSか、、、
とにもかくにも美しく、圧倒的なビジュアルが鮮明に印象づいている。
※お名前のところにインタビューのリンクを貼りましたので、ぜひご覧いただきたい…！鮮烈な美に打ちのめされるので注意。

恥ずかしいほどにミーハーな動機ではあるが、
予備知識もほとんどないわたしは
初見ならやっぱり興味のある生徒さん（こう呼ぶのも知らなかった）を見たいよな～と思い、
朝美絢さんの所属する「雪組」の公演を調べた。

そこで目にした現在上演中の公演はこちら。

Happy“NEW”Musical『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』
－Boiled Doyle on the Toil Trail－作・演出／生田 大和

Winter Spectacular『FROZEN HOLIDAY（フローズン・ホリデイ）』
－Snow Troupe 100th Anniversary－作・演出／野口 幸作

２作やるんだー！？（まずそこ）

このあとわたしは観劇前に宝塚の予備知識を少し学んでおきたくて、
サクッとYouTube等を見るのだが、
（こちらのチャンネルにお世話になりました。ありがとうございます！）
そこで、大きな演目１つのものと、お芝居＆ショーの二本立てのものと
異なる公演があることを初めて知る。

◆これはなんかもう、導かれているとしか思えない

そして演目の内容として
１つ目のお芝居のほうがコナン・ドイルの半生のお話ということで
…いやめちゃくちゃ好きだが！！！
と、大興奮。
そもそも名探偵コナンが好きだし、相棒（真飛聖さんが出演されているのは、相棒ファンとしてもちろん存じております！）が好きだし、
シャーロックホームズ関連のお話となれば、前のめりで楽しめるだろうなと予感した。
さらにお目当ての朝美絢さんは、ホームズ役じゃん～！！！

２つ目のショーの演目内容は
どうやら冬、雪…クリスマスから年明けまで「冬の休暇」をテーマにしたものらしくて（雪組だからなのかな？）
四季ではいちばん冬が好きで、
冬、雪、クリスマスのきらきらが大好き、毎年クリスマス時期にひとり浮かれているわたしにとって
ときめかないわけがないものだった。。

◆チケットを探せ

こうなればチケットの確保だ！と思い、公式サイトから購入ページに向かうも、頭の隅では感じていた。

「宝塚のチケットって、そんな簡単にとれなくね…？」

宝塚のチケットのイメージは、カード会社などの特典枠で抽選があり、
当たればラッキー！基本的にはファンクラブでしか取れないもの…って感じ。
その予想は的中し、すべての日時の表示は「×」。
あ～…だよね～…と肩を落としたものの、
ここで働くのは長年各種ジャンルの「オタク」をしてきているわたしの「カン」。
…まだあわてるような時間じゃない。
わたしの中のセンドーがささやいている。

おもむろにXを開いたわたしは、検索をする。
「雪組　チケット　譲渡」

すると、あるではないか…！！！
決して膨大な量ではないが、直近の公演で
おそらく仕事など諸事情で行けなくなってしまったり、余ってしまったりした方たちが
チケットの譲り先を探しているポストが！あるではないか…！！！

集中して目を通し、自分が行ける日程でお譲りを出している方のポストをひとつ、発見する。
SNSを介するチケット譲渡というのは便利な反面、リスクも孕んでいるので
その方の普段のポストやフォロー、フォロワーなども念のため確認し、
大丈夫そうだ…！と判断したうえで、なるべく丁寧な文章でDMを送ると
（わたし自身が初観劇になることなども簡単にお伝えした。）
とっても上品な文面で、「お譲りしたい」と、うれしい内容が返ってきた…！
（※お譲りいただい方のためにも記載しますが、もちろん定価でのお取引です。）

や、、やった～～～！！！！！！

◆思い立ったが吉日

とある日の18時頃、観劇したい！と思い立ち、
チケットを入手したのが日付をまたいで0時半頃
おおよそ6時間で観劇スケジュール決定～～～！！！
実際に観劇する日も数日後となったので、本当にスピーディーにいろいろと事が決まった数時間であった。
とんとん拍子とはまさにこれ…

思い立ったが吉日。
これに尽きる。

おかげで、心の中にふわあっと楽しみのお花が咲き乱れ
観劇までの数日をるんるん♪とゴキゲンに過ごすことができた。

オタクとして、新しいジャンルの現場に足を運ぶ際は
最低限の勉強をして、失礼のないようにしなければいけない…と勝手に思っており、
数日の間で隙間時間を見つけては、「宝塚　初心者」などで検索をかけて
用語や観劇マナーなどのチェックをしていた。
単純に、知っていたほうが楽しめることもあると思うし。

◆おまけ

そんな中、観劇した方たちの感想ポスト等も大きなネタバレにならない程度にチラッと覗いていると、
どうしても気になるキーワードが見つかった。

「西川貴教」「WHITE BREATH」
…えっ、なんで？ｗｗｗ

宝塚観劇の感想として、このワード出てくることある？どゆこと…？
と、頭の中にハテナがいっぱい浮かんでいたが
これらの謎は、観劇後に解けることとなる。

さて、いよいよ観劇。
そのときの感想…というかあふれでたもの、感情？思考？は
次の記事にまとめようと思う。