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大事なライブがある人のための読んで実践メンタルトレーニング④緊張コントロール編

割引あり

アーティストメンタルサポーター、山口美智代です♪

・緊張で頭が真っ白になったり、手の震えが止まらなくなる
・緊張に慣れ過ぎてだれてしまい、集中力が切れやすい
・本番に限っていつもやらないようなミスをしてしまう

こんなことありませんか?

緊張のし過ぎはよくないですが、緊張しなさすぎも集中力の低下につながります。


今回は本番の演奏力を上げるのに必要なメンタルトレーニング、「緊張コントロール」について解説していきます。

緊張とリラックス状態のバランスをコントロールできるようにすることは良い演奏をする上ではとても大切ですので、ぜひ読んでみてください♪

動画でのご視聴はこちら(無料エリアまで)↓

初回記事を読んでいない方はまずこちらからお読みいただけるとより効果的です。


緊張はしてたほうがいい?

緊張というと良くないイメージを持つ方も多いかと思いますが、緊張と緩和のバランスがとれた状態がパフォーマンスをするうえではとても理想的です。

ゾーンに入るという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、このように緊張度合いがちょうどいい状態のことを心理学ではフローと呼び、他にも「無我の境地」「忘我状態」と言ったりします。

そのため、緊張しすぎている場合はリラックスさせる方法を、逆にリラックスしすぎている場合は緊張度を高める方法を取り、ちょうどいい緊張感にコントロールできるようになると、最高のパフォーマンスができるようになります。

緊張とうまく付き合えるようになるにはもちろん経験値も必要ですが、毎回しっかりある程度の緊張感までコントロールできれば、本番を重ねるたびにパフォーマンスが良くなっていき、どんどん楽しくなってくるはずです。

ゾーンに入れたときの筆者の演奏シーン

今回の記事ではまずあなたのさまざまな場面での緊張レベルを把握し、いちばん良い演奏をするにはどの緊張レベルに持っていくことが望ましいのか、そのためにやるべきトレーニングなどを一緒に考えていきます。

緊張をコントロールできるようになり、本番で実力を最大限発揮できるようになるために、この記事がお役に立てたら幸いです。


あなたの最高のパフォーマンスを引き出す緊張レベルは?

準備編でダウンロードしていただいた自己分析シートを見返して、⑦~⑨の項目をご覧ください。

3つの心の状態の数値はだいたい同じくらいでしょうか?
それともばらつきがありますか?

⑦の今まででいちばんいい演奏ができたときの心の状態の数値を基準にして、リハーサルや練習時、そして普段の本番の緊張レベルをコントロールしていきましょう。

たとえば、⑦のレベルが8、⑧のレベルが4、⑨のレベルが10だとしたら、リハーサルや練習では少し緊張レベルを上げて臨み、普段の本番では少し緊張レベルを下げることで、いい演奏ができたときの心の状態に持っていくことができます。

それでは次の文で緊張レベルのコントロールを実際にしていきましょう。


緊張レベルを下げる方法

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