映画「生理ちゃん」でハっとさせられた言葉
アーティストメンタルサポーター山口美智代です♪
今回は映画「生理ちゃん」でハッとさせられた言葉をご紹介します。
やんわりとネタバレが含まれるので、映画をご覧になってから読むことをオススメします。
生理ちゃんとは
皆さんは「生理ちゃん」を知っていますか?
小山健さん作。生理を擬人化させて、女性のあらゆる生理の悩みに寄り添う、心温まる漫画です。
それが2019年に実写映画化され、二階堂ふみさんや伊藤沙莉さんが出演しています。
ちょうどこの年にお付き合いをはじめたいまの旦那さんも興味を持ってくれたので、一緒に観に行くことになりました。
伊藤沙莉さんの役に感情移入
いちばんの主役は二階堂ふみさんなのですが、伊藤沙莉さん演じる登場人物の話も並行して進んでいきます。
伊藤沙莉さんが演じている「清掃のアルバイト・山本りほ」は、漫画家の夢を諦めて実家で暮らしながらSNSで毒を吐き続けるという少しひねくれた役。
毎月の生理も重く、いつも特大の生理ちゃんが彼女に付きまといます。
SNSに毒づき、どこかひねくれていて、自分に自信がなく、恋愛経験がないところなど、わたしと重なる点がたくさんあり、ものすごく感情移入してしまいました。
そんな彼女が仕事も恋愛もうまくいかず、「わたしなんて…」と自暴自棄になって生理ちゃんを追い出すというシーンがあるのですが、出ていこうとした生理ちゃんが、こんなセリフを言います。
「そろそろ自分に呪いをかけるのはやめたら?」
映画の中で彼女は、恋愛もうまくいかない。夢ももう諦めた。わたしなんて…と自分を否定する言葉ばかり吐き出します。
生理ちゃんの言う「呪い」というのは、その自己否定の言葉。
わたしはこの言葉にハッとさせられました。
このころのわたしは、いつも「わたしにできるわけない」「わたしはなんてダメな人間なんだ」という自己否定の言葉を自分自身に浴びせ続けていました。
これをもし他人から言われたらものすごく落ち込むはずなのに、だから他人にこういうことを言わないようにもしているのに、自分にだけは言ってしまう。
あまりに日常すぎて気づかなかったけど、毎日気持ちが沈んで心が休まらないのは、自分自身にそうやって呪いをかけていたからでした。
ちなみにこの役の伊藤沙莉さんも、自分自身と重ね合わせて、ハッとさせられたそうです。
呪うのをやめて自分が好きだと思える自分になった
思えば恋愛経験のなかったわたしが旦那さんと出会うことになったのも、「わたしなんて誰も好きになってくれない」という呪いをやめて、自分が好きだと思える自分になろうと、行動を変えたことがきっかけでした。
なのでその映画のシーンを見て、自分の選択は間違いじゃなかったんだと思えたと同時に、今まで自己否定ばかりしてきた自分を思い出して涙が出ました。
たぶんこの映画の泣くポイントはそこではなかったと思うので、わたしだけが泣いてましたw
隣にいた旦那さんもビックリしたそうです。
その後、心理学の勉強をしたこともあって、音楽や自分の性格に対する呪いも少しずつなくなっていきました。
呪いをかけている自分に気付いてあげる
もちろんいきなり今日から松岡修造さんみたいなポジティブになれるわけがないので、せめて呪い(自己否定)をかけている自分にまず気づいてあげることが大事なのではないでしょうか?
もちろん他人から共感、なぐさめてもらうことも大事ですが、あまりそれに頼ってしまうとその人に依存してしまい、新たなトラブルも生みかねません。
呪いをかけることによって、自分はしっかり傷ついているんだということに気づいてあげること。
まずは自分が自分の味方になってあげてください。
また、この言葉も含めてぜひ漫画「生理ちゃん」、実写映画「生理ちゃん」もぜひご覧になってみてください。
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