見出し画像

イノシシの捕獲活動

 高速道路「しまなみ海道」の車道を走ることのできる国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」が昨日、4年ぶりに開催されました。今回は岩城橋が開通したことにから、岩城島から生名島、佐島を通って弓削島まで走り抜けるコースも加わっていました。

 昨日の上島町はお祭りムードに包まれていたのですが、ぼくはこの日、ゲストハウスの開業準備に専念しようと決めていました。ですが朝、ゲストハウスとする建物のある引野集落に2日前から仕掛けたばかりの箱罠にイノシシがかかったという電話——。ぼくは、上島町に移住して1年目に狩猟免許をとり、上島町の鳥獣被害対策実施隊のひとつである弓削イノシシ捕獲隊に所属させていただいているのです。

 上島町には、弓削、佐島、生名、岩城、魚島に、それぞれの捕獲隊があります。弓削の捕獲隊では先輩方が上弓削を中心に活動してこられ、イノシシによる獣害対策の体制の基礎を整備されてきました。最近では、特に下弓削で、移住者を中心に若手の捕獲隊員が増えつつあります。また佐島には、捕らえたイノシシを解体し精肉する町の獣肉加工処理施設があって、ぼくも許可を得て利用させていただくことがあります。

 協力隊の任期中には移住・定住促進の業務を優先させる必要があり、ぼくの捕獲隊としての活動は限定的なものとなっていました。来年度からはもうすこし、生活のなかで捕獲活動の度合いを増やせるのではないかと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?