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椹野道流
2024年4月26日 10:35
もはや初夏の日差しだ。車を降りて歩き始めて三分くらいで、ああ、こういうときに日傘を使うのだな、と気づく。去年買った日傘は、サイズが大きなものにしたらとても重くて、しかも数回、雨に降られたら、明らかに傷んでしまった。安物買いの銭失いというやつだ。何度繰り返せば気が済むのか私よ。まあでも、何事も経験。よくある肩幅すら覆えないようなレディース日傘より、メンズのでっかい日傘のほうが実用性が遥かに高
2024年4月25日 09:43
銀行は早い時間に受付が終わり、一方、市役所には昼休みがある。その案配を考えながら、書類をもらいにいく順番を決める。間に、ちょっといいとんかつ屋を挟んだりもする。辛気くさい事務作業には、ご褒美が必要なのだ。セルフでこまめに与えていく方針。地元市役所の窓口のおじさんは、とても人当たりがよく親切だった。「こていしさんぜい……ひょうかしょうめいしょ、が、ほしいんです、あ、去年のやつが」を、メモ
2024年4月23日 12:58
室温を見ればそう低くないのに、なんだかぞわっと肌寒い。春の終わりの雨の日は、だいたいそんな感じだ。私は部屋着の上に一枚羽織り、猫たちは見事な団子を形成したり、布団に潜ったりする。その程度のことで対処できる程度には、山の上も暖かくなったということだろう。雨の日は、猫がよく眠るので静かだ。昨夏に死んだ父の後片付けは、ついに最終段階、相続手続きに入った。本来ならば妻たる母が主導するべきこと