Michi

九州で生まれ、東京、オーストラリア、ニューヨークで育つ。哲学や心理学、教育、アートに興…

Michi

九州で生まれ、東京、オーストラリア、ニューヨークで育つ。哲学や心理学、教育、アートに興味があり、大学は人文科学科。大学院はカウンセラー教育を学ぶ(教育学修士)。現在は人材開発や組織開発の仕事に携わる。一児の母。最近は地域菜園やPTA、子供のサッカー部の活動もしています。

最近の記事

相手理解の呪縛

この前、ふと思い出した昔昔のこと。 水天宮にあるオフィスに向かう途中に いつも綺麗だなーと思って眺めるビルがありまして。 花屋さんかな?と思うくらい一階には 植物がたくさん飾ってあって。 それは見事なもので、癒されていました。 ある日、60代くらいの男性が そこでタバコを吸っていて。 タバコの煙が苦手なのでさっさと通り過ぎようと 早歩きしつつふと見ると、 なんと!綺麗な植物の鉢植えに灰を入れたのです! 私は「やめときな」という心の声に耳を傾けられず 思わず立ち止まっ

    • コロナの辛さ

      数日前、筑波大学の先生のコロナによる自宅待機期間中の心のケアの資料をもらいました。 とても暖かい内容で、ざっくり言うと 「不安に感じてもいいんだよ」 「日常のルーチンは作りつつも計画は守らなくていいんだよ」 というメッセージに瞑想や対話の勧めがついたもの。 とても良い内容だったのと、メールでなら共有して良いということだったので、会社のメンバーにも共有しました。 すると、思いがけず支社の数名からすぐに返事が。 その内容は、今の状況が辛いというもの。 こんなにも、

      • 夢 母について

        備忘録的に。 自分は、割と夢をシリーズもので見たりします。 あ、夢とは寝てる時の夢です。 夢の中で「自分は今、夢の中で、これは夢の中の人物だから本当の自分は夢から覚めたら違うシチュエーションで違う場所にいるだろう」というのも分かったりします。 だから、映画「君の名は。」の展開は実感として身近に感じられます…そして、自分の夢もパラレルワールドとして存在してそうで怖くなります。 そんな中でも良く見る夢は、母の夢。 夢の中の母は、父と離婚していて、細々とした稼ぎではあり

        • 戦略的に学習する力とは?

          コロナの渦中、このまま3密を必要とする仕事はどんどん無くなっていくんじゃないか・・・と不安になりますよね。 2013年にオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン準教授が書いた論文『雇用の未来~コンピューター化によって仕事は失われるのか~』は世界を驚愕させました。なぜなら、コンピューターによる自動化が進むことにより、20年後の将来には47%の仕事がなくなるという結論を導き出したからです。 コロナの影響で、この変化が加速するように感じています。 では、私たちが仕事を失

        相手理解の呪縛

          フィードバックの上手な受け取り方

          みなさんは最近誰かからフィードバックをもらいましたか?もっと言うと、「な、な、なんと、、、(ショックで言葉も出ません)><」というようなエグられるようなフィードバックをもらったのはどれくらい前ですか?そして、それはどんな内容でしたか? 私は、フィードバックをもらった経験は何度もあります。憎しみを込めて言われたフィードバックもあります(涙)。自分はとにかく集中したり夢中になると周囲が見えなくなり、時間の感覚もずれやすいので、「自分勝手だ」とか「マイペースだ」「周囲の人のことを

          フィードバックの上手な受け取り方

          抑圧はエネルギーに。満員電車は役に立っていた?!

          会社員になってから何が一番耐えられなかったかと言うと、嫌な上司でも、いじわるな同僚でもなく、毎日ボディーブローのように精神を蝕む「満員電車」でした。 人としての尊厳が失われてしまうのが満員電車。押されながら、ドアを閉めるために駅員さんにぎゅーぎゅー詰められる光景。親でも最近こんなに近づいたことないんじゃないかというくらいの距離感で赤の他人と隙間なくくっつき、生暖かい鼻息を身近に感じるという…😭あ、もちろんお互いただ通勤してるだけなので、お互いさまなのですが💦本当に苦痛なんで

          抑圧はエネルギーに。満員電車は役に立っていた?!

          アフターコロナ

          ◆コロナで学んだことをコロナ後も活かす。 コロナ渦中の今、「3密の禁止」によって、会議をはじめ、様々な集まりがオンライン化に切り替わっています。私自身、現在展開する講座をZOOM化してデリバリーしています。 このコロナによる自粛は、改めて次の二つを問われ続けるということなのかもしれません。 1.「本当にやる必要あるの?」と、その価値を問われる。 2.「集まる必要あるの?」と、やり方の価値が問われる。 この二つを問うと、そもそもの話しで、大きなゴールやミッションを改め

          アフターコロナ

          先日、自分の力を開花させる方法について伺う機会がありました。

          先日、自分の力を開花させる方法について伺い、深く考える機会がありました。 「力を開花させる。」 この魅力的で、正直、ちょっと胡散臭くも感じられる言葉は、仕事がら私にとっては前のめりになるものでした。なぜなら、私は現在キャリア開発の仕事をしており、まさに1人ひとりの持つ能力や価値観の棚卸しをし、可能性を切り拓くという種類のお手伝いを企業や個人単位でさせて頂いてるからです。 ちなみに、少しだけ自分のことを書くと、自分は根っからの対人支援タイプではなく。例えば、小学校でクラス

          先日、自分の力を開花させる方法について伺う機会がありました。