#2. コスパいいと思う問題解決法

つい先日、元職場後輩（独身）の恋愛話をふんふんと聞いていた時の話。話の流れで

「浮気とかされたらどうします？」

と後輩からポツリと質問された。
「うーん、私の見る目がなかったってことにして、行きたいならさっさと浮気相手のところにどうぞ行って下さいって言うかなー」
と即答したら
「は！噓でしょ？信じらんない。パイセンあっさりしすぎじゃないですか？」
なんて驚かれた。いい女ぶって「あっさり派」を気取ったわけではないが、直球がど真ん中に入ってきたので、シンプルにそのまま打ち返しただけだった。


生きてると、大なり小なり色んな問題が起こる。問題の解き方は何通りもあるし、正解はない。ただ、唯一やらないと決めているのは「誰かや何かのせいにすること」。


彼のせいだ、あいつが悪い、部下の仕事がさー（←うちで頻繁に耳にするセリフ。笑）、親が悪い、コロナのせいだ、政府の責任だ、、

誰かや何かのせいにしている限り、問題が長引くわ繰り返すわ、ずっと胸クソ悪いわで治りの悪い傷みたいなジュクジュクした状態が続くのはまっぴらごめんのすけ。
ちなみに問題が長引いたり同じ失敗を繰り返すのは、「その問題の解き方、間違ってますよ！」というサインだと、色んな経験から今はそう心得えている。

さっさと自分自身の問題として捉えることで、はじめて「正しい解き方」は見えてくる。自分にかかる負荷はMAXだが、誰も巻き込まないから最短で解決できる上、自分自身の成長にもつながる。よって「コスパのいい解決法」という結論。


ドラクエに例えると、強くなるにはモンスターを倒しまくって「経験値」をコツコツ積み重ねるしかない。そのうち、ゲームスタート時には即全滅させられた、憎きトラウマ・モンスター達も、経験値が上がればいつのまにか一撃で倒せるようになっていて、「あれ？こんなザコキャラだったっけ」と拍子抜けした憶えがある。

人生もまた然り、昔の悩み事など「あの頃、なんであんなくだらないことで悩んでたんだっけ？」と思うのと同じで、人は様々な経験を通して、少しずつ成長しているんだと思う。それはたった紙一枚分の成長かもしれない、でも大切なのはコツコツ積み重ねることなのだ。

あのイチローさんも「小さなことを重ねることがとんでもないところへ行くただ一つの道」だと積み重ねの重要性を、メジャーリーグでの年間安打記録を破った時の会見で語っている。

ダメダメ青春ノスタルジー

今は自称「あっさり派」だけど、昔はかなりの「こってり派」だった。いや、「こってり」を通り越して「ドロドロ派」だった。
短大生だったころ、当時付き合ってた彼に浮気されて、泣いてわめいて何かあるたびにチクチク責めつづけた。さっさと吹っ切って、さっぱりすればいいものを、当時の私は、まだ執着心を手放す勇気と知恵を持ち合わせておらず、割と長い間もがき苦しんだ。


占い師のところに駆け込んでみたり（←しかも開口一番、今浮気してるよこの彼！と言い当てられてビビる）、彼の前で浮気相手の悪口を言ってみたり、親友の母親にまで恋愛相談した記憶がある。執着心をこじらせると、問題が長引くだけでなく、巻き込み事故も多発してタチが悪い。


人のせいにし続ける限り、いつまでも次のステージに進めず、ずっと負のループにハマり続けるということを、傷だらけになりながら学んだ出来事だった。

そんな黒歴史はもちろん後輩にはナイショ。もういい年なので、泣いてわめいたり、チクチク責め続けられるようなエネルギーが絶えて久しいという説もあるけど、後輩の前ではちょっとだけカッコつけたいと思う、カッコ悪い先輩なのだ。

今回はアメブロのリライト記事でしたが、お読み下さりありがとうございました。必要な方に刺さる内容だと嬉しいです。
それにしても四柱推命の占い師さんすごかったな、、「え！なんでわかるんですか？」って聞いたら「彼はそういう時期よ、時期！」と言われました。ちなみに「このお相手、相性は悪くないけど、一生、女関係で苦労するわね、、それが許せるならこのままでいいと思うわ」と言われました。笑

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