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『肉を食べないという選択肢』 ぱぁ〜と3

日常生活で、食事の中で意識をせずして食肉は普通に存在して、身近な存在。それは魚よりも身近な選択肢です。そして肉食は身体をつくるとされてきました。

階段でうさぎ跳びで鍛え、運動中は水を飲んではいけないとされた世代でもある私、しかし今の常識はどうでしょうか?! アキレス腱を痛めるから!とそんなことさせやしないし、試合中でも強制的に給水タイムを設けるなど水を飲むということは重要で、当時の常識はすっかり非常識になってしまっています。そもそも昔、日射病はあっても熱中症などという言葉は存在すらしていなかった時代でもありました(汗)

ゲームチェンジャー 〜スポーツ栄養学の真実〜』という映画、原題『THE GAME CHANGERS』は私の生業、写真撮影34年の大半を共に過ごしてきたアスリートの食事が主題だったために身に染みて感銘をうけながら拝見してしまいました。そこに描かれていたのはこれまでイメージを作られてきた肉食に対するお話と現実、そして変化。しかも登場していた職種でもあるトップビルダーの皆さん、アメフト選手の皆さんを撮影させていただいている身。これを多くのアスリートが知って選手寿命を延ばして欲しいと思ったのです。

そもそも肉食というものも選択肢のひとつとしてアリだと思います。喫煙もアリだと思います(伴侶に怒られそうですが・苦)。ただそれはアスリート向けではない話で、ジャンクフードとビールばかりでゴロゴロしていたらアスリートから転げ落ちてしまうのと同じこと。アスリートは常にアスリートでなければ日本一、アジア、世界を獲ることはできません。良いとされる「今の常識」はもとより、自分で良いと思ったことは実践してみないと!!

たびたび登場させてもらっている私の伴侶の知識は現役学者を論破することでも有名で、私個人が疑問&調べるうちに立ちはだかった『【管理栄養士監修】牛肉に含まれる栄養や効能を紹介!食べ方の解説も』についてもあやかり論破してくれました(特権♪)。その答えを超要約すると「肉に含まれるからと肉から栄養素を摂取しようとすると、そのデメリットはメリットより大きい」らしいのです。だから肉食を食べないという選択肢があるわけなので、うん、それは簡単に理解!

「たくさん入っていたとしても身体はビタミンB1を吸収するよりも、腐敗と排出にとてもエネルギーを使ってしまう」のだそうです。「そもそも豚肉にビタミンB1が多く含まれるからといって豚肉を摂取するということは、髪の毛を生やしたいからと髪の毛を食べるようなもの」というのも納得なご意見。藤原紀香さんの美容術でも胃の負担、胃の活動を最小限に抑えており、若さは胃から来ていると論じているし、その点からも美容関係メリットしても胃の負担の少ない菜食になりますなぁ。

それで以前伴侶に教えてもらった動物の体温と人間の体温の差も私の中で重要になってきます。人間の体温は37度にもなると大騒ぎするのに、牛や豚の動物の体温は人間よりも高い。そりゃ自分よりも融解点の高い脂を食しても人の体内では溶けないわな(苦)

以下平均体温↓
豚38.9 牛38.6 馬37.6 羊39.1 ほかに犬38.9 猫38.6 鶏41.7 チンパンジー37.0 ヒト36.9(『明解獣医学事典』チクサン出版社より)

映画にも描かれていましたが「血が濁る」ということはパフォーマンスの低下につながります。それがアスリートにとっては最も重要なところ。実際にこの映画ではそれを示してくれます。そしてこれまた便利なネットで調べ続けると、明治34年9月に出版された書物、中外医事新報516号に寄稿されたドイツ人医師エルヴィン・フォン・ベルツさんの論文にも肉食が体力を低下させたものが掲載されていました(ベルツが日本の車夫に肉を食べさせたら走れなくなった件)。

肉を食べると体力が落ちてしまうという肉食文化が日本に入り、戦後米国から食糧難を救おうと小麦が日本を席巻し(小麦の国USAがなぜ米国なのか?!w)ています。Go To トラブル(イート?)和牛犬の自民党二階さんらの収入源のひとつ肉屋組合に表れるでもなく、広告主は神様扱いで肉食を当たり前にしてきたようです。果たして巨大広告主マクドナルドを否定してしまったらオリンピックや世界選手権は成り立つのでしょうか?!(爆)。そしてその時代の常識といわれる学問に疑問を持つことない管理栄養士や学者もその恩恵をさずかり、もはや宗教のようになってしまった肉食信仰?!の下でのアスリートはパフォーマンスを下げるばかり。

その昔、アーセン・ベンゲル監督時代にパフォーマンスを下げるからダメとして食事から抜かれた食材がその後の管理栄養士によって遠征&キャンプの食事メニューに上がって成績を落としていった某プロサッカーチームは身を以て経験してきました。また今の時代、SNSや自らの主張を発信できるようになり、多くのトップアスリートがベジタリアンであると知るようになりました。ジョコヴィッチはヴィーガン。そして生家がピザ屋さんでありながら私の最重要課題でもあるグルテンフリー選手(私の伴侶が小麦アレルギー)。

最重要ビタミンB12の摂り方!ヴィーガンはなぜB12欠乏になるのか?低胃酸とB12不足の関係。B12は脳神経にも重要。葉酸との関係は!?【栄養チャンネル信長】』ももちろん拝見いたしました。しかしB12に関しては伴侶からすでに聞かされており、「草食動物の体内からB12が検出されるのはなぜ?!」には答えてくれないであろうB12論争はどこまでいっても平行線らしいのですが、実は「草食動物の腸内にはたくさんの菌があってその菌と共生していて、菌がビタミンB12を生成してる。必要な栄養素って菌によるものがほとんど。食べ物から摂取する栄養素よりも!」なのだそうです。

でもそもそもB12とか成分を意識して食事してますか?!(汗)。栄養素を意識してB1がとかB12がでご飯食べてますか?!サプリでは意識して摂取しているであろう成分も、実はあまり意識せずに印象や肉のようにイメージだけで食べていたことに気がつきます。毎日?毎週?毎月くらいはレバー食べてます?!(笑)食べてそれが確実に体内に取り込まれていますか?!(汗)食べたいからで食べてませんか?!少なくとも私はそうでした(苦)。例えば吉野家の牛丼。注文はつゆだく、ねぎだく。あの味にひかれ、食感に、ネギの美味しさに・・・と気がついてしまう。

で、でね、話をもとに戻して、ビタミンB12などと成分を意識して食べるのならば、また伴侶の口の出しどころ(笑)。加工品としてのそのものに含まれている物質が今度は話の主題になってきてしまいます。アミノ酸ひとつとっても、それは必要な成分ですが、合成物質であるアミノ酸等はまったくの別物、毒もの。プラスチックは食材ではなく消化すらしないという話にまでいってしまう・・・、まぁこのお話はまたの機会に。

とにもかくにもアスリートがまずやるべきことは、自らのバストパフォーマンスを出すためのことであり、パフォーマンスを下げることの排除。トレーニングも食事も睡眠も同じに重要で質をあげていかなければいけない。そこに気がつくか気がつかないかもトップアスリートか否かの重要なこと。

そして現実にこのことを知って、これまでの肉ぅ肉ぅ肉ぅ〜肉が全ての食生活からとりあえず1週間に1日とか1日のうち1食を肉抜き生活とかをやるひとはトップアスリートにはいません。

それはシーズンオフに多くの選手が試み、極端なまでに一気にいきます。治りが早いと聴くと怪我したあとも同様に。それらは突然にして完璧なまでに肉食を止めてしまう。そして様子をみる。不安に打ち勝てるか、記憶の中の誘惑に邪魔されないかで自分に合うかどうかが決まります。そんな個性派が多いアスリートを多く観てきたなかで、実行してしまうのが意思の強さを持ったトップアスリート。

生肉業界やハンバーガー系からの谷町コマーシャルを求めるか、最高のパフォーマンスや長い選手生命を求めるのかによってもそれは変わって来てしまうのでしょうけれども、一番ダメなのは鳴かず飛ばずで好きなものだけ食べている自称アスリート?!(苦)。

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