519/1096 迷ったら聞こう「どちらの結末を見る？」
吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で519日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）
５１９日目、昨夜から喉の痛みと高熱に見舞われて、今なんとかパソコンに向かっている。これは今までで最大のピンチに近いものだ。
なんとか書けますように。うん、書ける気しかしないぞ、大丈夫だと決めて取り掛かろう！きっと更新するんだ・・そう、じっちゃんの名にかけて！（懐
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おおお・・関節や筋肉の痛みがつらい。しかーし！今日はオンラインサロン女塾のオンラインお茶会があるのだ。大好きな時間だ、風邪(コロナ？？)に奪われるわけにはいかぬぞ。やるんだったらやるんだ！
今日はさすがに、めちゃ短い投稿を書いてみよう。
若かりしころ、わたしは自分が社会の落ちこぼれであることを早くも悟っていた。土建会社を経営していた父を見て育ち、「人に使われてたまるか」と思ってしまう病気に罹患していたため、お勤めに行くと生気が奪われてしまうのだった。落ちこぼれ、はみ出し者の典型例のひとつだ。
決められた時間に出社し、決められたことをして、上から評価され、うまくできなければ怒られる。となると、せっかく学校を卒業したのにまた学校の繰り返しのような気がした。わたしは学校がそもそも嫌で、どうしてこんなに地獄なんだろうと思ってしまっていたのだった。その延長に思えていたものだから、たまらなく辛かったのだ。
そんなわたしが、この社会では「誰でも起業することができる」ということを知ったときの喜びときたら。なんてことだと、この世はパラダイスだったのかよと思った。ようこそここへ・・・！遊ぼうよパラダイス・・・！！
自分の好きな会社を作っていい・・・！平社員から頑張らなくても、いきなり社長さん・・・！いきなり、社長さん！！！(二度)
いきなり経営者！！いきなりCEO！！好きな名刺を作り、好きな仕事をして、起業家と名乗ったり、しちゃっていいだなんて！！パラダイス銀河だ・・あの歌は「起業しちゃってもいい」ということに対する喜びを表現しているに違いない！！と思った。
夢のようである。突然にして、この世が楽園に見えた。なぜみんな、起業をしないのだろうなどと思った。なんたる単細胞。
早速わたしは「よっしゃとにかく起業だ」と思った。そこになんのためらいもなかったため、リスクについてあれこれわかってきても、気にならなかった。あまりにも初動のやる気が強すぎたために、山登りを夢見ていて、山に登るならリュックを背負わないとならないよ？と言われたようにしか思えなかった。リュックを背負う負担があるからといって、山登りのやる気が衰えないのと同じだった。
そんなわけで「社長さん」になるべく早速動き出したわたしだったが、問題は、登る山が決まっていなかったことだった。つまり、なんの仕事で起業するのか、そこではたと考え始めたのである。すごいだろう、ここまでのおバカさんが世の中には実在するのだ。
結局わたしは服飾関係の事業を立ち上げた。それは思ったよりもうまくいって素晴らしいスタートを切ることができたのだけれど、やり始めてみるとその厳しさや対応しなければならないことに何度も打ちのめされた。大変だった。そして、面白かった。
それは最後にはスポンサーが失踪するという形で突然幕を閉じてしまったのだけれど、それでも自分の事業にチャレンジしたことを良かったと思っている。わたしはその後も前夫と別の事業を立ち上げるなどして、何度も「やってみたいけど怖いこと」に挑戦してみた。うまくいったこともいかなかったことも、すべてに後悔はひとつもない。
なにがいいたいのかと言うと、突き動かされるように憧れるものがあるのなら、リスクのために諦める必要はないと思う、ということだ。
やりたいことならきっとうまくいくから、ではない。うまくいかなくても、後悔はきっとしないと思うから。わたしたちが恐れるのは、リスクそのものよりも、「後悔」なのではないだろうか？！
・・・と、ここまでが前置きで(ゴメン笑)、つまりは「自分が後悔をしないために」、と考えることができたら、多くの人がもっと挑戦できるのではないかと思うのだ。
わたしが勝手に考えている、「後悔をしないコツ」というのは、「知りたい方向の結末を知る」ということ。気になっていることを選んだときの結果を知ることさえできれば、知らないよりも後悔せずに済むと思う。
やってみたいことを、「本当にやってみたいのか」「自分に適性があるのか」「実力は」「能力は」「リスクは」「前例は」などと考える前に、「この選択の先にある結末を知ってみたいと思うかどうか」で考えてみてはいかがだろうか。
ドラマを見ていて、最後の結末をまだ知らないとする。結末をアレコレと想像すると、気が気でないとする。そのとき、「結末が悲しいかもしれないから見ないほうがいいのではないか」と感じられるのだとしたら、見るのをやめるという選択をするのもいい。それを選択した場合ならではの体験ができる。でも、どんな結末であれ、知らないよりは知りたい！と思うのなら、見るのを選ぶのが良いと思う。
要は、知りたい方向を見定めるのが大切だと思うのだ。
自分で仕事をしていると、いろいろな迷いがつきまとう。その都度、「どちらの道を行った先を知ってみたいのだろう」と考えると、わたしはいつも初心に返ることができる。
めちゃめちゃ頑張った先を知ってみたいのか、サボった結果を知ってみたいのか。やめて安全だと思える方を選んだ先を知りたいのか、結果がどうだろうともチャレンジした先の結果が知りたいのか。
「知りたい」と思ったことを知ることができたのなら、それを達成できた満足感がある。そこを起点にしていると、後悔するということがなくなっていくのだと思うのだ。
どう選ぶかは自由だけれど、自分が知ってみたいことを見に行く、というのって大切なことだ。見られないと、その形のつかない終わらない思いが、ずっとモヤモヤしちゃうものね。
喧嘩をしていても、この言葉を伝えた先が知りたいのかどうかと考えてみる。なにかが面倒だと思ったときにも、これを今やった先か、先送りにしてやらなかった先か、どちらが知りたいのかと考えてみる。
それで後悔しない方を選んだのなら、きっと自分を責めることなんて起こらずに済むのではないかな。自分を大切にするときに、迷ったら「どの結末が知りたいのか」をシンプルに感じてみると、誰に聞かなくとも自分が答えを知っているのでありましょう！
というわけで今日は、後悔しないためにわたしがしていること、のシェアでございました。か、書けてよかった・・・！読んでくださって、ほんとうにありがとう。
それではまた、明日ね～！
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