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物流業界2024年問題 この問題、自分が言わないで誰が言う

#働き方改革関連法 #物流業界2024年問題


「問題の根本は、事業者間の過当競争にあると考えています。運送業界は1990年に規制が緩和され、新規参入がしやすくなりました。その陰で事業者が増えすぎ、低価格競争が激化しました。これが運転手の賃金低下や労働環境の悪化を招いたのです。」


働き方改革関連法によりトラックドライバーの残業時間が制限され、それによるトラックドライバーの賃金低下、ドライバー不足による物流危機が予想される「物流業界2024年問題」。



やはり問題の根本は「#物流二法による規制緩和」にある。

当時は時代背景からこのような規制緩和に意味があったのかもしれないが、今では低価格競争になった根源がここなんだ。


政府は6月2日の関係閣僚会議で、トラック運転手の残業規制強化で物流危機が予想される「2024年問題」に対応する政策パッケージをまとめた。



政策パッケージの中身は


※宅配ボックス普及や消費者の行動変化を促し、24年度に再配達率を半減させると明記。

※荷主と運送業者の取引を監視する「トラックGメン」を創設する。

※高速道路の最高速度引き上げに向けて調整する。

※インターネット通販などの「送料無料」表示の見直しにも取り組む。

※対応が不十分な荷主に勧告や命令出せる制度を創設。


事業用自動車の高速道路無料化(無料化が予算的に難しいならば、高速道路料金は荷主側負担)や肝心の適正運賃や免許制度の事や、待機時間の是正や手積みで卸などの提言がない。


日本に荷物が届かなくなるかもしれないという危機感は本当にあるのかどうか、政治家はもちろんのこと、消費者は本当に危機感を感じているのか?

自分は今後この2024年問題の事、訴えていきますよ。この問題、自分が言わないで日本で他に誰が言うんですか?


現場の声を聞かないで、何が「政策パッケージ」だ。

笑わせる。

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