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最大積載量、女房子どもが喰えるだけ あぁ愛しき労働者たちよ、立ち上がるのは今 物流業界2024年問題

【最大積載量 女房子どもが喰えるだけ】

https://youtu.be/uz9KY6-dqLc

#物流業界2024年問題


トラックドライバーは何でもやる。
フォークリフトも乗れば、台車で店舗に納品すれば、この真夏に大型トラックの荷物を手積み手下ろしで2時間くらい集中的に身体を動かし荷下ろしをする。
特に夏場の荷台の中は、大袈裟ではなく、サウナ。
そんな中、ひたすら身体を動かし荷物を下ろす。

そして、下ろし終わればそのまままともに汗も吹かずにハンドルを握る。

「なんでそこまで?」と思う人もいるかもしれないが、自分なんかはそれで今までやってきたので、違和感はない。
もちろん荷下ろしがなくなればそれに越したことはない。

だが、よくよく考えてみれば、トラックを運転して荷物を運ぶのが仕事であって、荷下ろしまでやるのは付帯業務に他ならないな、確かに。
荷下ろしするにはリスクも付き纏うし。

果たして、物流業界2024年問題の解決として、そこまで政治は考えるのか。
どうにもこうにも今の政府の対応を見ると、何度も言うが本気でやろうとしているとは思えない。

トラックGメン、最高速度引き上げ、他にも色々と自分からすればガス抜きの政策を打ち出していようだが、こんなの本気で政治が解決しようとすればあっという間に解決できるでしょう。

農業や建築なんかと一緒、いや日本の全ての問題の縮図だ。

このままいけば、少子高齢化やその他の問題でこれからどんどん日本の供給能力は下がっていくでしょう。

真面目に先進国とは言えなくなるのではないか?

少子高齢化、少子高齢化と言いながらも、ハンドルを握る若者が少なくなっているのにもかかわらず、外環道のようないつ出来るかもわからない、費用対効果は実質マイナス、問題だらけの工事も強行する無能政治。

話をトラックに戻す。

こっちは日々、大袈裟ではなく命を削りハンドルを握っている。

「最大積載量、女房子どもが喰えるだけ」

このステッカーは冗談でもおふざけでもない。

長時間労働、低賃金で身を削りながら、そんな仕事が嫌になるときもあるが「それでもこの仕事が好きだ、ハンドルを握る仕事が好きだ」という想いでこの仕事を続け、日本経済を支える我らトラックドライバーの反骨の象徴のようなステッカー。

もちろん最大積載量は守るが、愛する妻や愛する子の為に仕事をしているトラックドライバーたち。
この仕事にもっと誇りを持つために立ち上がるなら今、そして政治よ、本気で解決する気があるのかどうかなんて、この仕事をしている人たちはその政策を見れば誰もが本当はわかっていますよ。

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