![トーク写真](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18824866/rectangle_large_type_2_59fb5d659c67bcd8510da8fec4a499c8.jpeg?width=800)
SNSが怖くなった話。 LINEが返せないときの対処法
「たとえ一言で終わるような内容でも、LINEが返せない」という人は世の中にわりといるんじゃないかと思う。
うつの症状がひどくなるにつれ、LINEなどのSNSが見られなくなった。見るのが怖かったのだ。
今はそれなりに改善している(が、相変わらず返信は遅い)ので、
各SNSごとに怖くなった経緯と有効だった対処法をまとめてみる。
※LINEだけやたら長くなってしまったのと、需要が他よりも高いかと思ったので記事を分けます。今回はLINE編。
LINEの通知が怖い
すべてのSNSの中で、最初はこれだった。気持ちが落ち込んでしまうと、優先度に関わらずあらゆるタスクがこなせないので、当然、催促や心配のメッセージが来る。
しんどかったのは「既読がつく」ことと「返信しなければいけない」という意識がずっとついて回ること。
(さっさと返せばいい、なんて頭ではわかっている。こういうとき、こころがその通りになってくれないのだ。)
スマホのタスクバーにずっととどまっている通知や、不意に現れるそれがこころを重くしてしまって、結局すべての通知を切ってしまった。
それでも、やっぱりトークを開くことが怖くて、毎回「なにか来ていたらどうしよう」と怯えることになる。その結果、アプリを開く頻度もだいぶ減ってしまった。
なんと説明したらいいのだろう。人と話す準備ができていないのに話しかけられている感覚?そういうものがプレッシャーだった。
対策①通知は切りっぱなしでいい
私はもう1年以上LINEの通知を切っている。
けれどそれは、LINEを見なくなったわけではない。
上述のように通知がたまること自体がしんどく、連絡を返せない→さらに通知がくるの悪循環だったので、通知を切って心が軽くなった方がまだマシということに気づいた。
もちろん世間的には連絡不精どころの話ではない。でも、自分の中でよくなっていれば及第点、ということにさせてもらっている。
(あと、返信が遅いひきこもりには皆連絡してこない。)
対策②ピン止め機能を使う
これはかなり有効だったように思う。
ピン止め機能というのは、トークルームにおける機能で、設定したトークを常に一番上に置いておける、というもの。
基本、新着順にトークを並べている人が多いと思うが、新着トークはピン止めしたものの下に表示されるようになる。
私はそのピン止め機能を使って、返しやすいLINEや、これだけは返さなくては!と思うLINEを上に置いていた。
例えば恋人、家族、アルバイト先のグループなど。
そして、アプリを開いたら必ずピン止めされているトークから見るようにする(これは③に続く)。
この対策のメリットは2つあって、
1つは、比較的すぐ返せるLINEができ、それによって事務連絡等を滞らせないこと。連絡を返せないことでかける迷惑はおそらく減った。0ではないけど。
そしてもう1つは、アプリを開いたときにびっくりしないこと。5~6個のトークルームをピン止めしていれば、開いたときの画面はピン止めされたトークだけで埋まる。つまり、開いたときに見えるLINEはある程度予想されているものになる。これで心理的負担がかなり減った。
対策③「ついで」で必ず複数返信する
少し上にも書いているが、アプリを開いたときには、とりあえず「返しやすいものから返す」。相手と内容次第ではあるが、基本的にピン止めされているトークの中にそういうものがある。
ひとつ返信できると調子づくもので、もう1つ返せる気がする。
そうしたら、「ついで」に他のトークも返すのだ。
「やる気を出すにはとりあえずできるものから始める」に通じるものがあるかもしれない。
対策④公式アカウントは定期的に減らす
企業とかショップのあれだ。
お得な情報などを得ることもできるし、基本的には便利なんだけど、LINEを開けない人間にとっては勝手に増える通知が苦痛でしかない。
なので、とりあえずトークを削除し、できることなら友達からも外してしまう。
気持ちが改善したらまた友達追加すればいい。
こうすると、返せていないトークが勝手に下の方に流れていくのを防げる。さらに、トークを削除すると意外と通知は少ないことに気づく。
何百件もためてしまう、という人におすすめだ。
おわりに
自分の心理と、対策を4つ書いてみたけど、未だにLINEは怖い。
LINEがない時代に生まれたかったなあ、とか思う。
それでは、こんなところまで読んでくださったあなたに、いいことがありますように。
もし良かったら、あなたの対策法も聞かせてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?