時間という”資産”をどう使えば幸せになれるのか。
今回は、
「心身が健康で有意義に価値ある人生を過ごす」ための心理学として、
「PREMA理論」の考え方より、時間と幸せの関係についての考えを紹介。
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私たちが平等に持っている時間という資産。
最近YOUTUBEを流し見していたショート動画で、時間について興味深い話が流れました。
A「いま、あなたに10億円をあげると言ったら、受け取りますか?」
B「受け取ります」
A「でも10億円を受け取る代わりに、明日の朝君は死んでしまいます」
「それでも受け取りますか?」
B「じゃあ、受け取らないよ」
A「私が言いたいのは、明日には10億円以上の価値があるということ」
「毎朝、笑顔で目覚める。それだけで何億円もの価値があると思わないかい?」
B「心に響いたよ、ありがとう」
「明日の価値」という題名のこの動画。
例え話ではありますが、
あなたはこの話をどう思いましたか?
この10億円は、残りの人生をお金の心配がなく過ごせるという”安心感”。
貴重な体験や活動をするための"時間"を得るためのお金だとしたら。
明日の死という対価は、そもそも10億円と釣り合いが取れていないのでは?
なんて屁理屈を私は考えてもしまいますが。。笑
ここで私が一番感じた事は、
私たちは時間を使って幸せを得ているという事です。
美味しいご飯を食べるのも。
旅行に行くのも、
好きな人と一緒に過ごすのも。
全て同様に時間費やしています。
せっかくなら、時間を上手に使って幸せを感じる瞬間を長く感じたいですよね。
では、
どんな風に時間を使えば幸せに感じるのか。
「人生を有意義に価値ある人生を過ごすためにどうすればいいか」を目的としたポジティブ心理学を使って言語化したいと思います。
1.幸せを感じる"時間"の使い方
ポジティブ心理学の中にウェルビーイング理論の「PREMA」と呼ばれる考え方があります。
この理論をもとに、
どう時間を使うことで幸せを感じるのか当てはめて考えてみると、、
と考えられます。
こうして言語化することで、
今の私はこの理論に沿った時間の使い方ができているか。
日常のふとした時の振り返りとして、考えてみることが大切です。
2.タイパと幸せの関係からみる"時間"の使い方
Z世代を中心に"タイパ"と呼ばれる、
掛けた時間に対するコストを減らしつつ、満足度が高い経験や活動を求める傾向が出てきています。
こちらのデータは20代~50代男女1,746名への調査。
・約50%が日常生活でタイパを意識している。
・特に20代と年齢が若い人ほどタイパを意識
・タイパを意識するのは「食事・料理」「掃除」「仕事」
などの傾向が出ています。
また娯楽の一つとしての動画コンテンツでは、
少ない時間でポジティブ感情を高めるコンテンツが増えています。(TikTok、ショート動画など)
こういった動画コンテンツは人を短時間で惹きつける仕組みがされており、
少し流し見するつもりが、いつの間にか結構時間が経過していた…という経験があると思います。
これらの傾向を踏まえ注意しなければいけないのは、
タイパや時短術で時間という”資産”を作っても、タイパそれ自体の達成感に酔いしれるだけでは持続的な幸せは続かないということです。
タイパにより生み出した""時間"という資産をPREMA理論に沿って行動することで、一瞬ではなく持続的な幸せを感じる日々を作る事。
それが人生における心身の健康として大切ではないでしょうか。
※本NOTEで使用している画像は、「みんなのフォトギャラリー」及び「フォトAC」より抜粋、使用しております。
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カウンセラーや寝具コンサルとしても活動しています。
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