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幸せの本質はウェルビーイング理論「PERMA」(パーマ)で分かる

忙しない毎日、
ストレスが溜まってるときにふと、

今の生活を続けていいのかな?
結局、幸せってなんだろう?

と考えたことはありませんか。

そんな方に知ってほしいのが、
「Well‐being(ウェルビーイング)」という概念です。

ウェルビーイングとは
「肉体的・精神的・社会的にもすべてが満たされた状態」の意味で、

心身が健康。仕事も充実。
人間関係が良好な環境で暮らしている持続的な幸せ状態
を表します。


そんな夢みたいなこと。。
そうなれれば苦労しないよ。。
なんて思ってしまうかもしれませんが、

ウェルビーイングを構成する5つの要素を体系化した理論「PERMA」を意識することで、

幸せになるにはどうすればいいのか?
気づくキッカケになるはずです。

今回はそんな、ウェルビーイング理論の「PERMA」について解説したいと思います。

幸せになりたい。
ワークライフバランスを整えたい。
心身が健康的な生活が送りたい。

という方は必見です!

1.ウェルビーイング理論「PERMA」について

心理学者のマーティン・セリングマンが創設した
「人生を有意義に価値ある人生を過ごすためにどうすればいいか」
を目的としたポジティブ心理学において、
ウェルビーイングに関連する5つの要素をまとめた理論が「PERMA」です。

※このパーマじゃないよ、、


PERMAは5つの要素の頭文字から取られています。

ウェルビーイング理論【PERMA】
1.ポジティブ感情(Postive Emotion)
2.エンゲージメント(Engagement)
3.関係性(Relationship)
4.意味・意義(Meaning)
5.達成(Achievement)

1.ポジティブ感情(Postive Emotion)

楽しい、嬉しい、面白い、素敵、落ち着く、感謝など、
現在進行形で自分が感じる心地良いものを表しています。

お気に入りの曲を聴いてテンションが上がる。
美味しい物を食べている時など、その瞬間の感情がポジティブな状態です。

これはイメージしやすいですよね!


2.エンゲージメント(Engagement)

物事に没頭している際の時が止まったような感覚や
一体感の中で活動している感覚「フロー」を味わうこと
を表しています。

スポーツ選手や漫画のキャラが体験する、集中力高まった時の「ゾーン」と同じ意味で使われています。

フローについて研究した心理学者チクセントミハイ氏いわく、
フロー状態に入ると、
・パフォーマンスの向上
・ゾーン状態が終わった時に高揚感、幸福感を味わえる

との結果が出ています。

子供の頃、時間を気にせず夢中で遊んでいた記憶はありませんか?
そんな時間を忘れるくらいの没頭感が、幸せの要素だといわれています。


3.関係性(Relationship)

その名の通り、他者との良好な関係を表します。

人間は孤独を感じていると、幸福度が低い傾向があります

他人に感謝し、親切にすることでポジティブな感情が生まれることや、
社会との繋がりを感じ人生の目的を見つけやすくなるなど、

ウェルビーイングの他要素と密接に関係して、
幸せの相乗効果も発揮されます。


4.意味・意義(Meaning)

自分よりも大きいと信じる存在に対して、
人生への意味目的を見つける事
を表します。

ポジティブ感情やエンゲージメントは、
あくまで主観的で個人的な要素が強かったですが、

「意味・意義」は「関係性」と同じく、
友人や家族など他者との繋がりや、
社会や地球といったより広い繋がり・関係性の中で人生の意味や目的を求める事を表します。

成功者が寄付を行う理由の一つは、
自分の人生に意義・意味を持たせる事で、世界との繋がりを深め
幸福感を味わうためとも言えます。

また、
自分はこのために生きている!という意義を持ち自覚することは、
無駄に周りに振り回されず、自分の人生を舵取り=コントロールすることができるため、ストレスが減らせます。


5.達成(Achievement)

没頭する物事そのものに対しての成果や結果が出た時の達成感を表します。

仕事での成果や勉強をして試験に合格したなど、
目に見える形での成果や結果だけでなく、
過去の自分より成長することができた!と、

達成までの過程を味わうことや自己成長を感じることも、
ウェルビーイングに関連する大切な要素になります。


以上、ご紹介した5つの要素が満たされるような生活を意識すると、、

・病気に罹りづらなる
・モノゴトに没頭する楽しみを知る
・モノゴトに興味を持つようになる
・仕事や私生活に活力が満ちてくる
・やればできる!と自己効力感が高まる
・仕事や趣味で達成感を味わえる
・周りに感謝しよい人間関係が築ける
・ストレス抵抗力・回復力(レジリエンス)が爆上がり

                               etc.

思いつくだけでも、これだけ素晴らしい効果が期待できます。

また補足でありますが、
ギャラップ社のウェルビーイング調査方法からも、
幸せを構成する要素が見えてきます。

【ギャラップ社のウェルビーイング調査方法】
1.キャリアの健全性

自分でこのキャリアと仕事を選んでいる
2.関係性の質
家族、職場、友人など、生活の中で他者との深い関わりを持つことができているか。
3.財務の管理
支出や収入をきちんと管理、運用することによって、経済的に満足できているか
4.心の健康
身体的、精神的に健康な状態であるか
5.地域社会とのつながり
地域社会と関わりを持ち、住んでいる地域に根ざしていると感じられているか。

この5要素についても自身に問いかけて、
自分に足りないもの、
満たされているものを把握することで幸せの本質を探していきましょう。


2.ウェルビーイング理論「PERMA」を満たすためには?

では、ウェルビーイング理論「PERMA」を満たすためにできる事は何か?
と考えると

・心身の健康を整える知識・スキルを学び実践する
 →睡眠、食事、運動、性欲、余暇、仕事の満足度を上げる意識をするなど
・家族、職場、友人など他者との関係を深める
 →他者に感謝、経験を共有する場に出向く*無理しない範囲で。。
・自分の悩み、ストレスを可視化してみる
 →ストレスの仕組みや思考、認知の歪み「バイアス」について学ぶ。

などが大切になります。

ちなみに、
私がNoteを使って発信していることもウェルビーイングのためであり、
「ウェルビーカウンセラー」という肩書で活動しているのも、
人それぞれ違う「幸せのカタチ」を見つけるお手伝いがしたいと思い、
名乗らせていただいています。


3.まとめ

・幸せの概念がウェルビーイング「Well‐being」
・ウェルビーイングを構成する5大要素を「PERMA」と呼ぶ
1.ポジティブ感情(Postive Emotion)
 2.エンゲージメント(Engagement)
 3.関係性(Relationship)
 4.意味・意義(Meaning)
 5.達成(Achievement)
・PERMAの5大要素を満たすためには…
1.心身の健康を整える知識・スキルを学び実践してみる
 2.家族、職場、友人など他者との関係を深める
 3.自分の悩み、ストレスを可視化してみる

なにか人生を豊かに幸せに生きるためのヒントはあったでしょうか?

もし、
自分が何をしたいのか。
何にストレスを感じているのか。
ウェルビーイングな生き方をするにはどうすればいいのか。

など、なんでも結構です。

知り合いに相談するのが気が引けるけど、誰かに相談したい。。
という方は、
私のTwitterのDMやココナラからお気軽にカウンセリングのご連絡ください✨

産業カウンセラーの資格を持つ私がサポートできれば嬉しいです。

それでは。

まいけるごぶお@ウェルビーカウンセラー

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