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ベジタス持論vol.3

いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。まいけるです。

今回で3回目のベジタス持論ですが、ここまで読んだ方ならまいける流ベジィにさまざまなご感想やご意見を持つことでしょう。
「自由っていう体の良いコトバでごまかしてるけど、結局肉食は否定するんだろ!」とか、
「殺生は嫌いとか言いながら、植物はがっつり食ってるやん!」とか。

え?そんなことない?w
それはありがとうございます!

今回はその辺りを、良く言えば補完、悪く言えば言い訳していこうと思います。
まぁ、言い訳ですねw。

本音は「自由にしたかけん、よかごとしてよかろーもん(好きにしていいじゃないか)。」ですw。まぁ、聞いてくださるとありがたいです。

植物は殺生して良いのか

私がベジィを始めた頃、たまにこのような反論をいただくことがありました。

「ごもっとも。」
これが私の答えです。おいおいw。

確かにその通りです。植物も動物と同じく命があります。
動物の命を尊重するなら、植物の命も尊重されてしかるべきではないか。彼らが悲鳴を上げないから、赤い血を流さないからといって、その命を無情に刈り取るのはどうなんだ、という理屈です。
一理あります。

実際、命を尊ぶことに特化したベジタリアンもいらっしゃいます。主にインド辺りのベジタリアンはこのタイプが多いようです。
歴史上の人物ではガンジーさんが有名ですね。

彼らはとにかく「奪命」を嫌い、例えば木になっている果物をもぎ取っては食べません。必ず自然に落ちるのを待ち、それを拾って食べるのです。
これで木を傷つけることなく、食べられるという訳です。
だから、ベジタリアンですが日本人が好んで食べる根菜などは食べません。大根やニンジンなどの根菜は、それ一つで命が成り立っています。それを食べるのは「奪命」になるからです。

逆に動物性のものでも「奪命」にならなければ摂取します。家畜の乳や無精卵などです。
乳や卵はそれを提供した家畜の命を奪いません。だからセーフ、という訳ですね。

ベジタリアン、と一言に言っても多種多様です。面白いですね。

こういった見解から、まいける流ベジィはあくまで動物性か植物性かを重視しており、奪命に関しては実はこだわりがないことが分かります。

本能のおもむくままに

ちょっと開き直ってよろしいでしょうかw。
私の生命理論の基本的な考えには「生命は生命を以って紡がれる」というものがあります。

要は、「生きているものを食べれば生き長らえ、死んだものを食べれば死に至る」という単純ながら真理を突く考えです。この考え方は若い頃、ネコに学びました。
これは現代の生活習慣病などの原因にも関わってくる考え方だと私は思っています。現代の科学や医学は目先の栄養成分ばかりに気を取られ、見事にこの考えが抜け落ちているため、病気に対して特効策を講じられずにいます。これはおそらく永遠に、です。
…まぁ、そのお話は今回はとりあえず置いときます。暴走しそうなのでw。

私たちは「生きている」ため、「生きたもの」を食べないと生命をつなぐことができません。
では、生きているものなら何でもいいのでしょうか?
これを考えてみましょう。

いきなりですが、ここで2択の質問をします。みなさんも考えてみてください。

・今からあなたはあるツアーに参加します。
「牛狩りツアー」と「イチゴ狩りツアー」
どちらがいいですか?

前者はオノやら弓を持ち、牛の狩り放題です。牛からの反撃もあるでしょうから、充分気をつけて狩りに挑んでください。ヘタしたら死にます。
後者はカゴいっぱいになるまで、イチゴの食べ放題取り放題です。

…さて、どうでしょう。
中には牛との闘いにロマンを感じ、前者がいいというツワモノもいらっしゃるでしょう(いるのか?)が、ほとんどが後者ではないでしょうか。
実際、牛狩りなんてツアーはありませんね。(あってたまるか!)

これが人間の本能だと思います。
野菜や果物を収穫する行為に、私たちはなぜか喜びを感じます。自分の能力に見合った手段で獲得した生命をありがたくいただく。これが食の原点なのでしょう。

特に人間は他の哺乳類と比べ、身体能力がかなり低いです。身体のサイズに対して、力は弱いし足も遅い。
ペットの犬や猫とガチでかけっこ勝負して勝てる人はまずいないでしょう。

肉食獣が肉を食べるのは、その能力に見合っているからOKなのです。
血を見て興奮し、喜ぶのが肉食獣です。私はネコが好きですが、彼らのそういった一面も重々承知しております。

人間は血を見ると血圧が下がり、血の気が引き、恐怖を感じます。人が血を見て興奮するのなら、世のホラー映画はすべて喜劇になっているでしょう。
私たち人間は、動き回る動物を捕えて食べるにはあまりにも能力が足りませんし、何よりココロが優しすぎます。

私がベジィを貫く理由はこんなところでしょうか。
あと、私はベジィがゴールだとは思っていません。確かに植物の生命を奪うのも致し方なし、で済ませるのもアリですが、どうせならさらなる高みは目指してみたいのです。
ゆくゆくはフルータリアン(果物だけ)、リキッダリアン(水物だけ)、可能であればブレサリアン(息だけ、つまり不飲不食!)まで今世でいけたらいいなと思っております。
ま、ムリはしませんがw。

ブレサリアンについてはぶっ飛んだ内容なのでw、これまた別途(こればっか)お話しますね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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