他人に気を遣わせる人間こそが敗者だ。何かを救い、守りたければ強者であれ。最強の強者になる和顔施のススメ
霊枢という、古典の医学書の問答の一節である。
その一節は、現代人の私たちにとっては息苦しく、むしろ”時代錯誤”の印象すら受ける。しかし、私たちは陰と陽、つまり目にしている事象、目にしている対象、目にしている環境と、自分では自覚しない事象、自覚なき対象、自覚なき環境と連動し、目に見えない形で繋がっているのであります。
ですから、今の私たちの社会は、自分だけの自由や自分だけの生き方を追求し、それぞれがしあわせになろう、というある意味では正当性のある、しかし矛盾したことを全面的に