相手の反応は自分の心の鏡 - 自分で自分の心の舵取りができるようになると、相手の反応が変わります。

木曜日の夜は、ディナーを作る気がしなくて、クレープリーでガレットとデザートクレープを食べてきました。

ボルに注がれた林檎のお酒『シードル』。
お酒と言っても、アルコール度数はビールくらいなので、アルコールがあまり得意でないという方には、ワインより気楽に飲めるのでオススメです。

夫が注文した、生ハムとジャガイモとラクレットチーズたっぷりのガレット。

こちらは、私のスモークサーモンとクレームのガレット。

夫のデザートクレープは、チョコレートソースたっぷりのこちら。
フランス人はショコラ大好きですよね。

私は、食事の後にショコラ系のデザートは重すぎて食べれません。

そういう私は、バニラアイスクリームと林檎のカラメル煮、塩バターソース、しかも生クリームもたっぷりというこちら。

美味しかったのに、半分しか食べれなかったのが残念です。

クレープっておやつっぽい印象がありますが、結構、ボリュームがあるんですよね。

しかし周りのフランス人たちは、ガレット２種類をペロリとたいらげた後、デザートクレープもペロリと食べていました。

クレープリーではありませんが、こちらはパリ７区のお気に入りのイタリアンレストランです。

イタリアンのお惣菜屋さんなのですが、地下がレストランになっていて、本格的イタリア料理をお手頃価格でいただくことができます。

🔗 パリ７区のお気に入りイタリアン（ミカリュス・ブルガリスのパリ・ガイドブック）

＜ここからが本題です。♪＞

実は、クレープリーに行く前に、夫が少し機嫌が悪かったのです。

仕事がかなりストレスフルというのもあって、家に戻ってもすぐにリラックスできないというのもあるのですが、私の些細な一言で傷ついたりして、嫌なオーラを出すんです。

以前は、この時点で私が反応してしまって、その嫌なオーラを出した夫が嫌でたまらなくて、夫の機嫌が直った後も納得がいかない気持ちが残ったりしていたのです。

でも、そのオーラに巻き込まれないようにして、私は私で楽しいことを考えて自然に振る舞っていたら、夫の機嫌が直った時点で楽しい時間がすぐに戻ってきたのです。

しかも、夫が出した嫌なオーラと思っていたのは、私の幻覚で、私が言った一言が気に入らないに違いないと思っている私こそが、嫌なオーラを出していたのだということに気づいたのです。

夫婦って本当に鏡ですよね。

私の心の状態が相手の中に映っているんだなってつくづく思った瞬間でした。

＜追記＞

２年前の記事ですが、相手のオーラに巻き込まれないで、心の平安を保っていると、場の雰囲気が変わっていきます。

相手が悪いのにと思っているときは、納得がいかなくて心がざわざわしてしてしまうので、そんな自分の心の状態を映した言動を相手がしている（ように見える）のです。

私たちはもう大人なのですから、自分の機嫌は自分で取る、誰かがこうしたからとか、ああだからではなくて、自分の心の平安は自分で舵取りしたいなって思うのです。

いやいや、私はできているのに相手ができていないからと思う時点で、自分の舵取りができていないということなのです。

そして、本当に不思議なのですが、自分で自分の心の舵取りができるようになると、相手の反応が変わってきます。

自分の思いが創っていた幻想が消えていくといったほうがいいのかもしれません。

誰かとの関係で悩んでいる方がいらしたら、まずは自分の心を整え、相手の言動に反応しない、という訓練をされるといいかもしれません。

もちろん私も練習中です。♪

そしてできないときもあり苦しいと感じるときもあります。！

相手の反応は、自分の思い込み（観念）が映し出されているだけだということが腑に落ちると、人間関係の悩みがぐーんと減ってきます。

このことは対人関係に限らず、自分の周りで起こることも全て自分の意識の反映です。

なので意識を整えていくだけで、どんどん住む世界が瞬間移動していくのです。

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＜参考＞

🔗 ミカリュス・ブルガリスのノアの方舟プログラム

元記事：私の心を映す鏡に気づいた瞬間（ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱）October 29, 2016 08:58:18 テーマ：気づき