人の持つ4つの生活態度
・生きるエネルギーとなるもの 突き動かすもの
人間生きていく上で何らかのその人固有の心のエネルギーがかかっていると思います。たとえば、早く動かないと気が済まない人、完璧を求める人、まじめであること、努力しろ、手を抜くな、遊んではいけない、きちんとする、人に尽くせ、人に頼るな等々 自分の心を縛るようなものはないだろうか。自分が不自由になっていなければ少々問題となるかもしれませんが、ほどよくエネルギーがかかっていることでその人の個性になる。
現代社会で気になるのはスマホによって、時間感覚が早くなっていること。早く、急げという心的エネルギーがかかっていないか、早く、早くという、ラインもメールも早く返信来ないと気になって、不安になってしまうこともある。
相手を理解するとは、何に価値をおいているか、その結果どんな心のエネルギーとなっているかを理解することだと思うの。そうしたところから人の人生態度の話をしてみたいと思います。
今月のテーマ「生活態度を4つに分ける」
生き方の態度として4つから見ると。
1.自分に良く相手にも良い(前向きでこだわり少ない態度お互いに理解し合える関係)健康的で理性的
2.自分に良く相手他人に悪い(自分中心になりやすい、相手を責めてしまう)自分中心でマウントを取りやすい人。
3.自分に悪く他人に良い(自己否定感情があって遠慮したりストレス感じてしまう)ネガティブ傾向が強くなってしまう。
4.自分にも他人にも悪い(自暴自棄、自閉的になってしまい、心不調を起こす人)
最初の態度が良いと思うの! この態度だと対立しても上手に引き分けの道を選ぶことが出来る。ロシアとウクライナは2番目の態度で譲り合えずに戦争が続いている。
人の心には全部4つ揃っている。行ったり来たりしながら、相対的に最初の自分にも前向きで相手のことも理解して受入れられる態度が比較的多いとすれば良いと感じる。心理カウンセリングを学ぶ意味は、今、自分の態度に偏りはないかという振り返りを行うことだと考えます。
心の中に4つの態度がある。その真ん中にゆるんでいる状態、心はコロコロ変わるからココロなんて言う時もありますが、変幻自在の柔軟なゆるみがある。生活の中にそうしたゆるみを持たせることが大事なんだと思う。生活の中にすきまをつくる、家庭から少し離れる、お昼は職場から離れる
(事例:職場で人事異動、異動先の先輩がお昼も自席で食事、食べ終わってすぐに仕事に取り掛かる、教えてくれ先輩故にそのスタイルに合わせざるを得ずにストレス感じて頭痛がひどくなってしまったという人もいます)
少しリラックスする、日曜日は家庭菜園、草取りをする等 間を置く、隙間をつくる、とても大事な気がする。
1日の消費充電バランスで見ていっても良いと思う。消費の反対は充電です。1日24時間で見ていくと充電の代表は寝ることになります。昼間働き消費して、夜は寝て充電ということになります。寝る前には家族と話す、ゆっくりお風呂に入る、こうした緩める行為が大切だと考えます。消費充電を生活の中に上手に入れることが健康な生活にとても大事だと感じます。
3月から5月変化の多い月です。
1日単位だとお風呂、おしゃべりする、おやじギャグ、1日のメリハリつける
1週間単位で土日運動する、掃除をする、整体に行く、映画見に行く
1月単位で遠出する、自然を散策する等ゆるめましょう。
お風呂は体がゆるむ、おしゃべりは心がゆるむ、おやじギャグは頭がゆるむ、ということになります。
令和4年5月のワンポイント
「自分のこだわりの振り返りとこころゆるめる生活」
消費充電バランスを整えて健康な生活をしましょう。どこにもギアが入っていないニュートラル状態。生活にゆとり、生活にゆるみを持たせて生活に潤いを! 直接音声をお聞きしたい方は以下のURLのトップページの下部にありますので聞いてみてください。有限会社MICC研究所 メンタルサポート 能力開発 社員教育 医療者の教育支援 (micc-co.jp)
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