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017 【ミカの昔話解説】『舌切り雀』を今すぐ読むべき理由☆

ヤッホー
ミカです☆

昔話、読んでるー?(マイクを観衆に、耳に手)
読んでないー?(以下同文)
じゃあ、今すぐ読んじゃえ☆(ウインク)

っということで

ミカ@勝手にむかし話推進委員会委員長(たった今就任)による、突然の、コール&レスポンスでございました。

えー、今回のお題は『舌切り雀』です。

我が家にあるのはですね、『おはなしのろうそく28』収録のものです。

《この記事の構成》
■ 『舌きりすずめ』あらすじ
■ 微妙なバージョン違いの存在は、口伝による誤差。
■ おじいさんが道を尋ねる人と、無理難題と。
■ 無理難題あるある。たとえば、『なら梨とり』
■ 世界に見られる無理難題。その奥深くにある、大人の意図とは
■ 単なる説教よりも、むかし話による教えが有効な理由

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■ 『舌きりすずめ』あらすじ

*あらすじ*

おじいさん、すずめの子を拾う。
可愛がって、仲良くなる。

おばあさん、蚊帳の外。

ある日、すずめ、おばあさんの洗濯糊を食べちゃう。
おばあさん激怒。すずめの舌をちょんぎる。

すずめ、泣いて出てゆく。

おじいさん、おばあさんから驚愕の事実を聞かされる
おじいさん、すずめを探しにゆく

すずめのお宿でもてなしをうけ、土産をもらう
お土産は小さなつづらを選ぶ
帰って開けたら、大判小判がざっくざく。

おばあさん、それを羨みマネをしてすずめのお宿へ
大きなつづらを選ぶ
待ちきれず帰路でふたをあけたら、虫が出てくる

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