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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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#エッセイ

☆本#542,543 アート&歴史「〈あの絵〉のまえで」原田マハ著、「日本史を暴く」磯田…

前者は短編6つ。後者は新書。 前者はの語り手は20代から60代の女性。様々な状況で、それぞれ…

☆本#538,539 timing「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」三國万里子著を…

前者はニットデザイナーの初エッセイ。時系列無く、順不同。ブログ・メモ風。個人情報は、配慮…

☆本#351 自分を肯定「ダメな私が最高の人生を手に入れるまでの12か月」ションダ・ラ…

著者は、米国のTVドラマ「グレイズ・アナトミー恋の解剖学」の脚本家で、自分の会社を持ち番組…

☆本#336,337 好奇心 「ひとりで生きる」「画文集 花ごよみ」堀文子著画を読んで

「徹子の部屋」に壁に掛かってる絵画「アフガンの王女(2003年)」の画家が著者。 で、「ヒマ…

☆本#335 50/50「ライ麦畑の迷路を抜けて」ジョイス・メイナード著を読んで

ノンフィクション。英語のタイトルは、"a memoir, at home in the world"なので、邦題は「ライ…

☆本#332 107歳のリアルな「これでおしまい」篠田桃紅著を読んで

2021年にあと27日で108歳だった美術家の、亡くなった後に出版されたエッセイ。というか、過去…

☆本#318-322 「しない。」「サイレント・ブレス」「殺人出産」「さよならドビュッシー前奏曲」「筒井康隆かく語りき」を読んで

「しない。」群ようこ著のエッセイ。 著者が積極的にしないことが書かれていて、ネットショップでの被害や水回りの故障等、身近なものから遠いものまで幅広い。なるほどと思う話もあり。 「サイレント・ブレス」南杏子著。 医大で仕事をばりばりしていた30代女性医師が在宅で最期を迎える患者専用クリニックに行くよう言われ、左遷された、と本人は思っていたら、そうではなく。 クリニックで担当する患者はもれなく亡くなり、余命数か月の人に奇跡が訪れることもなく、患者をめぐって家族間でありがちな問題

☆本#237 自己合理化「今日も言い訳しながら生きてます」ハ・ワン著

前作「あやうく~」のエッセイが面白かったので、第2弾も読んでみた。 自己合理化(=言い訳)…

☆本#232 変わらないこと「ヴェネツィアの宿」須賀敦子著を読んで

この本を10数年前に読んだのは、自分のように海外で暮らしていた人に興味があったころ。その時…

☆本#224 人柄からレシピまで「厨房から台所へ」タサン志麻著を読んで

レシピ本でもあり、著者の家族、料理学校、フランス留学、語学勉強、結婚・夫・子どものことも…

☆本#222 「アウトサイド」マルグリット・デュラス著を読んで

著者の1957年から80年までの23年間にわたる新聞・雑誌記事・エッセイを選んでまとめたもの。 …

☆本#220,221 「北の愛人」マルグリット・デュラス著、「デュラス、あなたは僕を(本当…

「北の恋人」は「ラマン」の別バージョンで、基本内容は同じ。表現が映画のシーンっぽい感じ。…

☆本#218 男女脳や年齢による脳の違い「運がいいと言われる人の脳科学」黒川伊保子著…

読んでていろいろ参考になった。 例えば、女性はフェロモン選別が厳しい。が、男性脳は、そこ…

☆本#217 人生楽しく・時に一生懸命に「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン著を読んで

タイトルが気になっていてついに読んだ。 著者は韓国人40代。真面目な人で、有名美大に3浪して入るも、学費稼ぎのため美大予備校の講師に注力して、デザイン等についてはさほど学ばず。途中兵役があって、30歳で卒業するも、何の仕事をするか選べず3年無職で先輩に誘われ入社し、社会人となり、イラストの仕事も副業として始める。その後転職して、忙しい日々に決別すべく、40歳で退職する。 トップの美大に執念で入る基本真面目なひと。と思っていたら、結構無職期間があったり、マイペースなひとだ。