☆本#472 信頼「捜索者」タナ・フレンチ著を読んで
著者の本はデビュー作は読んでいたけど、次作(デビュー作の登場人物が登場)はイマイチ興味が持てず、2020年に出版された本作を読んでみた。
ちなみに、著者はアイルランド系アメリカ人で、ダブリンに移住。大学もアイルランドのトリニティカレッジ卒。
本作の舞台もアイルランド。
カルは48歳、バツイチで元シカゴ市警の刑事。警察の仕事に嫌気がさし、退職・離婚後、アイルランドの田舎に移住し、毎日家の修復をしている。娘はもう社会人で自立している。
家は安く購入できたが、長年廃屋だったため、