見出し画像

☆本#476 簡潔「春嵐」ロバート・B・パーカー著を読んで

久しぶりにスペンサーシリーズを読んだ。
スペンサーの独特の語りは最初ちょっと引っかかったけど、徐々に慣れた。
セリフが多いので、ページの余白に気付く。といっても、最近読んだ作家の本が文字多めだったから。

ボストンで新作映画を撮影中の俳優ネルソンのホテルの部屋で若い女性が変死体で見つかる。事件を担当した警部クワークは、彼の犯行とは思えず、スペンサーと接触。スペンサーは弁護側に雇われる形で調査を開始する。

ネルソンの撮影現場に行き、彼の用心棒のZに話を聞こうとするも、酔っていて戦闘的なのでたたきのめす。このせいでネルソンはZをクビにする。その後、Zはスペンサーの事務所に来て、闘い方を教えてほしいという。承諾するスペンサー。

関係者に話を聞き、ネルソンの裏の顔がわかり、関係者の近親者に脅され、やり返し、当日なにが起こったかわかり…。


本作は著者の最後の作品。
続編は、既に違う作家が引き継いでいる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?