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東京在住30代♀️です。 普段中々話しにくい、ごくプライベートな性体験や性に対して思うこ…

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東京在住30代♀️です。 普段中々話しにくい、ごくプライベートな性体験や性に対して思うことの話を中心に、出来る限り盛らずに素直にフラットに、をモットーにひとりごちております。 性についての自分の思考に張り付いている、いやらしさや歪みをはぎおとしてゆきたい。

最近の記事

thank you YOYOCHU!!

    • 「代々木忠監督からのラストメッセージ~性の深淵をのぞいたら人生変わった~」に参加して②

      先月29日にオンライン開催された代々木忠監督引退イベント。冬の冷たい外気とは裏腹にうたたねしたくなるような午後の温かい光が差し込む自宅で一人スマホ越しに面接軍団の皆さんやヨヨチューファンの方とつながれたこのひと時は、こころ温まる宝物のような時間でした。 このイベントの前半戦では面接軍団の皆さんが代々木忠監督の現場で学んだことやそれぞれのセックス観を語って下さるのですが、その中で度々出ていたキーワードが、セックスの時に<相手に自分を明け渡すことの大切さ>について。自分を明け渡

      • 「グレート・インディアン・キッチン」を観て※注:ネタバレあります

        騙されました。 ポスターに完全に騙されました。 この記事のヘッダーの画像、これがこの映画の日本版のポスターです。 キッチンでラブラブの新婚さん、嫁ぎ先に根強く残る古き慣習に縛られ思い悩んだけれど、美味しいインドなごはんを通し凝り固まった旧家の価値観がアップデートされて、二人の関係を変えていく、みたいな。 すみません。 そんな脳内お花畑な想像してしまって本当にすみません・・・! そんなファンタジーなハッピーエンドは入る隙のない容赦のなさでした。 「グレート・インディアン・キ

        • 「代々木忠監督からのラストメッセージ~性の深淵をのぞいたら人生変わった~」に参加して①

          昨年八月に引退を発表されたレジェンド・代々木忠監督。 数年前、新聞で見掛けた新書「生きる哲学としてのセックス」の広告に興味を持ち、入手して読んでみると、染み入る染み入る…!心のどこかでずっと求めていたものの答えがここにあった!!!と大興奮。以降、ヨヨチュー監督のご著書やブログを欠かさず読んでおりました。 ビフォア・ヨヨチュー/アフター・ヨヨチュー! と叫びたくなるくらい、ヨヨチュー監督の世界に出会ってからはセックスへの価値観や考え方だけでなく、生きてくことそのものへの認識

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        • 「代々木忠監督からのラストメッセージ~性の深淵をのぞいたら人生変わった~」に参加して②

        • 「グレート・インディアン・キッチン」を観て※注:ネタバレあります

        • 「代々木忠監督からのラストメッセージ~性の深淵をのぞいたら人生変わった~」に参加して①

          性/生へのスタンス

          自分の性への興味好奇心の強さを誰にも言えず秘め事にしてきたことがずっと情けなくて後ろめたかったんだと気がつき 無理して開き直るのでもなく 露悪的になるのでもなく そんなものはもう手放すのだと達観するふりをするでもなく ただ自然に受け止めて 認めて 受け入れる 体験したいことは体験してみる。 性にまつわることに限らず、自分の中の見たくないものって、向き合わないでいると拗ねちゃってどんどんモンスター化していきますよね。 ちょっとの勇気だして見てみると、千と千尋の

          性/生へのスタンス

          わたしとセックス ~"私"を見つけ出す旅の途中~

          子供の頃から性的なことへの興味が強かった。 まだ"性"については何も知らなかった筈なのに、それへの欲求が自分の中にあるのを感じたのは確か五歳の頃。 ある子供向けの雑誌にあった戦隊ものの特集ページで悪役の地中秘密基地がまるで蟻の巣のように断面図で描かれていて、数ある部屋の中の一つに薔薇色の服を着た女性が閉じ込められて横たわっていた。 性的なことへの知識など皆無だったけれど、私は確かに、その横たわる女性に腰をくねらせたくなるような"いやらしさ"を感じた。そしてそれは人には言って

          わたしとセックス ~"私"を見つけ出す旅の途中~

          はじめての…で感じた優しさについて③

          ほとんど暗闇といってもいいようなラブホテルの小さな部屋で初めて会った殿方にお風呂の支度をしてもらい、全裸にタオルをかけた非日常な状態で足元からオイルマッサージをしてもらい。 ほぐされたところで同じく足元から這ってくる柔らかな唇の感触にパニックになりながらもつい笑ってパニックを悟られぬようごまかしていたのですが。 そのマッサージが太ももやお尻のキワに施され、普段見知らぬ人に触れられることのない場所をさわられてるその頃には私ももう笑いが消え、恥ずかしさと、どう反応するのが正しい

          はじめての…で感じた優しさについて③

          はじめての…で、感じた優しさについて②

          手持無沙汰に待つこと五分だったか十分だったか。緊張しているときは時間の流れがやけに長く感じるもので。 ロシアのおうちの狭い水回りのリフォームに奮闘するテレビの向こうのタレントさんを見るともなしに見ていると、腰にバスタオルを巻いた、いや…、清潔そうなボクサーブリーフ姿だったか…?いやいや、そんな半裸姿じゃなしに、バスローブを羽織ってはいなかったか…??と、最早記憶が曖昧で定かではないが、とにかく、殿方がお風呂から出てきた。 ドキドキと葛藤のピーク! 「こういう番組好きなん

          はじめての…で、感じた優しさについて②

          はじめての…で、感じた優しさについて①

          女風(女性専用風俗)を初めて体験したとき。何より感動を覚えたのは、優しさ、でした。優しさと一口に言っても、言葉遣いなのか気遣いなのかソフトなタッチなのか、そりゃまぁ世の中には色んな優しさがありますが、私がサービスを受けながら"それ"を感じたピークがありまして。 そこに至るまでのその時の流れを、先ずはざっくりと記してゆきたいと思います。 当日は分かりやすい場所で待ち合わせをし、雑談をしながらてくてく。しきりに持ち物をほめてくれるのが、いかにもこちらの緊張をほぐそうとしてくれ

          はじめての…で、感じた優しさについて①

          はじめて、の。

          それは、エッポックメイキングな、出来事でした。 エポックメイキング、って一度言ってみたかったから使ったところもあるんですが。いや、ほんと、小さな革命でした。 どれほどかって・・・その感動を誰かに伝えたい!!と思って、ノートパソコンを買いに走ったくらい。いや、もう、誰かに聞いてもらいたくてしょうがなかったんですよ。その体験を。だれかがこれを小説の題材にすればいいのに!!と、鼻息荒くして一人興奮するくらい。時がたっても興奮収まらず、「そうだ、待ってないで私が書けばいいんだ!!

          はじめて、の。

          はじめまして、micanと申します。

          はじめまして、note! はじめまして、ここへたどり着いて読んで下さってる方!! micanと申します。 三十代、女です。 コロナ自粛でステイホームな生活が続き、今月末までの延長が発表され先行き見えぬ中、ぽちゃり…と湯に浸かりながら、一年前の華々しく神々しい新天皇御即位のゴールデンウィークのことを思い出しておりました。 昨年の今頃は…ちょっとかなりモヤモヤしておりまして。息詰まり、気持ちの行き場が分からず、どうにもこうにも苦しくて。それが解消されるのではないか?と期

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