見出し画像

はじめて、の。

それは、エッポックメイキングな、出来事でした。

エポックメイキング、って一度言ってみたかったから使ったところもあるんですが。いや、ほんと、小さな革命でした。

どれほどかって・・・その感動を誰かに伝えたい!!と思って、ノートパソコンを買いに走ったくらい。いや、もう、誰かに聞いてもらいたくてしょうがなかったんですよ。その体験を。だれかがこれを小説の題材にすればいいのに!!と、鼻息荒くして一人興奮するくらい。時がたっても興奮収まらず、「そうだ、待ってないで私が書けばいいんだ!!!」と、、」暴走トレインな閃きに浮かされ、頭より先にからだが動いてしまうくらい。揺さぶられました。なんなら、初めてのセックス以上に。

女性専用風俗の何に、感動したのか。

プロフェッショナルな殿方が施してくれる、指技‣舌技等の性技でもたらされるめくるめくカ・イ・カ・ン・・・?

いやいやいや。それはそれでまぁ、気持ちよかったのですけれど。そんな言葉や図解で説明しようと思えば出来てしまう小手先の技よりなにより

優しさ

に、ですよ。優しさに。肌から直接感じる優しさに、いたく感動してしまったのです。まさかですよ。肉体的な欲求を満たしに行ったと思っていたのに。「えっここに!?なんで私、こんなところに反応してるの!!?」と我ながらびっくり。

「やさしさってさー、お金払ってるから優しくされんのは当たり前じゃん」とか、「お金と引き換えにもらう優しさてーwww」とか。はい、ビフォア女風(女性専用風俗)の私なら、言葉にはせずとも、思っていました。もう、それはもう、その事に関しては、もう

ごめんなさい!!!

です。ただただ、ごめんなさいです。もう、恥ずかしき傲慢さんでした…!経験もしてないのに、そのことに対してちゃんと考えたこともないくせに嘲笑してるって…よっぽど注意深く生きてないと、やってしまいがちな恥ずかしいことですよね、、。

お金じゃ買えないものはあるけれど、お金を払ってそのサービスを受けてみて、お金では測れないものを得たのも確かなのです。自分の性欲を満たすという、その目的以上のものを、得た。というより、その時の私の不安定な精神状態もあったのですが、その時の性的な渇きというのが、心の渇きから来ていたことを気づかされ、そこに手当てをしてもらった、そんな体験だったのです。

お金で性を買うということ、世間様が問うその是非は置いておいて。

こころとからだのお手当体験記を、小間切れに記していこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?