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テレワーク時代の健康とメンタル不調

皆様こんにちは。最近、「前髪の禿げ」と「頚椎椎間板ヘルニア」になった小澤です(笑)←いや、笑い事ではない汗
昨日、Twitterでこのような発信をしたところ、たくさんの方に反響をいただきました。

改めて、これは私だけの問題じゃないなと捉え、今日は、仕事と健康について、記載したいと思います。私は、医療については全く専門ではありませんので、あくまでも私見という形で書かせていただきます。


前髪が禿げた理由

前髪が禿げたと言っても、円形脱毛症とかガッツリ行っちゃったとかっていうわけではなく、前髪が全体的に薄くなった、という状態です。写真みたいな感じです。(これはコザワではありません)

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これは、3月以降、在宅ワークが始まって家に籠りっきりで、PCと向かう時間が長くなってから発生していて、気付いたのは5月に入ったぐらいのタイミング。緊急事態宣言が解除になってすぐに、美容院へ行って相談したところ、美容院のお姉さん曰く、

◆前髪が薄くなった背景
・パソコンやスマホの見過ぎ
・頭をフル回転しすぎ
・寝不足
  ↓
結果、頭皮カチカチ

とのことでした。頭皮でも前髪の部分というのは、眼から近く、眼を酷使すればするほど、頭皮も硬くなってしまう、とのことでした。

◆小澤の特徴
・会社→IT企業
・商談/会議→zoom
・スタイル→テレワーク
・姿勢→ソファに低めの机
・PC/スマホを見てる時間→約15-16時間
・睡眠時間→約5-6時間
・四六時中→仕事の思考
・以前の趣味→旅行、ゴルフ、スキー(コロナで行けず…)
・現在の趣味→ 仕事、Twitter、note
・ダラダラ時間→テレビ

コロナになって、元々は旅行やキャンプなども好きなので行きたいのですが、今や全然行けていません。ゴルフなんて、アイアンが錆びてきてるんじゃないか?っていうぐらい触っていません(´;ω;`)泣
ただ、おそらく、多くの方がこれに近いような生活になっておられるのではないでしょうか。

ヘッドマッサージをしましたが、もちろん即効性はありません。日頃から、質の良い睡眠やPCやスマホを見ない時間を作るなど、意識的にネットデトックスすることが必要だな、と再認識しています。


ブルーライトにご注意

ブルーライトを発生させる人工物には、スマホ、パソコン、ゲーム機、タブレット、パソコン、照明などがあります。特にブルーライト量の多いものがスマホ、ゲーム機、パソコン。スマホやゲーム機は液晶テレビの約2倍にもなるため、日常生活からブルーライトを浴び続けていることに成ります。

その結果、眼への負担は大きく、ドライアイや、目のかすみ、焦点が合わないなどの症状が現れます。悪化すると、目の疲れや肩こり、頭痛などが訴える人もいます。また、ブルーライトは角膜や水晶体を通して網膜まで到達し、結果、長時間ブルーライトを浴びることで、網膜を痛めてしまうこともあります。


「デジタル眼精疲労」に悩む人が増加

Forbesjapanの記事でも、まさにそのことが注目されていました。

テレワークが一般的になることで、自宅で仕事をしたり、SNSやNetflix、Amazonプライムなどのエンターテインメントを楽しんだり、友人や家族とSNSで連絡を取り合ったりするため、とにかくデジタル機器のスクリーンを見る時間が増えている人も多いと思います。結果として、現在、目の不調を訴える人は大幅に増加しているとのことです。

症状を軽減させるための最善の方法は、間違いなくスクリーンを見る時間を制限することだと思います。ただ、在宅ワークをしている人の場合、そうするのは現実的なことではないですよね。

ただ、単純な解消方法として、「20分おきに約6m離れたところにある物を20秒間見る」ということが効果的のようです。そうすることで筋肉が緩み、姿勢が正され、まばたきが促されるという。

また、ドライアイの原因は多くの場合、(スクリーンをじっと見ていて)まばたきが不足することだと言います。私たちがまばたきをする回数は、普段は1分当たり12〜14回。だが、スクリーンを見始めると50%減少し、同5〜7回になるという驚きの結果。確かに、集中すると、瞬きを忘れがち。コザワは時々、あまりにも集中して息をするのを忘れて、空気中で窒息死しそうになることがあります(-"-)w

さらに、スクリーンの明るさと部屋全体の明るさを同じにすることも、簡単にできる対策の一つのようです。

明るさ、まばたき、適度な休憩、ブルーライトカット。これらを通じて、少しでも眼に良いような仕事環境を作らねばですね。


ストレートネックは怖い症状

ちなみに、コザワは、最近、頚椎椎間板ヘルニア(首のヘルニア)にもなりました。。。首の骨と骨との位置がズレてしまい、間に入っている椎間板が飛び出てしまい、神経を刺激してしまう状況です。

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左腕が痺れるなぁと思って病院に行き、MRIを撮ったところ、まぁまぁ飛び出ている状況でしたが、今のところ、さほど酷い自覚症状もないので、まずは姿勢を良くして、コルセットをはめて、自然治癒を目指そう、ということになりました。

酷くなると、首から下が不随になってしまうほどなので、手術を要する形になります。腰のヘルニアは症例が多いし、治し方も研究され尽くしていますが、首のヘルニアはなかなかコレといった治療法がないらしく、本当に自分で姿勢を気を付けるしかないとのことでした。

小さい頃から、あまり姿勢が良くなく、猫背の前かがみ。いつも自然と肩に力が入っているような状況なので、肩こりも酷い。もはや、ひどすぎて、肩こりがない状態というものがよく分からない、という程です。

背筋を伸ばし、胸を張る。これだけで、美しさも100倍ですね。

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テレワークで気付けない「サイレント鬱」

厚生労働省 平成29年の労働安全衛生調査によると、図1の通りメンタルヘルス不調により休職する割合は全体で0.4%、業種別では情報通信業や金融業が1.2%で、情報通信業や金融業のうつ発症リスクは全社平均の3倍と非常に高くなっています。

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一概には言えませんが、IT系はパソコンに向かう時間が長かったり、金融系などは他業種以上に、ストレスフルな環境にある証拠かもしれません。

また、テレワークによって、在宅で仕事をすることによる極度のストレスが掛かっている人やコロナを過敏に意識することによるストレスなど、突然のニューノーマルへの移行によって心がついてこない、という人も多く見かけます。私は副業で大学講師をしているのですが、春学期は全てオンライン。学生の中には、「もう限界です…」という悲鳴をあげている子もいます。

逆に、悲鳴を明確にあげられる人はイイと思うのですが、「サイレント鬱」みたくなってしまっている人がいないか?ということを、非常に危惧しています。オフィスや学校など、皆が直接会うことで、表情を見たり、雑談したり、ふとした相談をしたり…と互いのちょっとした機微を捉えるシーンがありました。ただ、それがリモートになると、なかなか掴むことが難しくなります。これから先、失業者が増えたり、会社が傾いたりしていく中で、より一層、そういう人が増える危険性があるかもしれません。

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最近、企業もテレワークが常態化し始めている中で、「テレワークが最高!」「出社したい…テレワーク無理」という意見が明確に二極化しているように思います。それは、経営者・管理職者・メンバーのそれぞれのレイヤーによって悩みは違うものの、どちら派か?という意見が出始めている頃かなと思います。

もちろん、どちらが正というものではありません。出社して一同に会する機会によるメリットもありますし、テレワークによって通勤時間がなくなって生産性がグッと上がるというメリットもあります。それぞれの特徴をいいとこどりして、ハイブリットな働き方を推進できるのが一番良いかなと思っています。その時に、テレワークが向かない人もいる、ということを考慮しながら、会社としての働き方の指針や組織としてのコミュニケーションの方法を決めていかれると良いのではないかと思っています。


積極的休息を

毎日、コロナの感染者数が東京で200人を超えており、正直、いつ収まるのか分からないなと感じています。もちろんコロナは憎いですし、一刻も早く消えてほしいとは思っていますが、もはや、withコロナでどう共存していくか?ということを考え始める時期に突入しているかと思います。会うことに恐れるのではなく、会い方を工夫するとか、マスクを付けるとか、高齢者の近くには行かないとか…。配慮は必要ですが、何かを制限してても経済は回らない。ウィルスも人を殺しますが、お金も人を殺します。

ただ、私自身、コロナで在宅ワークになり、2カ月ぐらい、ずっと家の中にいて、外に出るのは、スーパーに行く時ぐらい。zoomで人と会話もしょっちゅうしていて、自分としては生活に何不自由なかったですし、結構楽しくやっていました。それでも、
・前髪禿げ
・頚椎椎間板ヘルニア
という症状になってみて、改めて、「あぁ、身体に出るほどだったんだな」と反省したのも事実です。

テレワークや在宅ワークによって、これまでとは違うメンタル不調や身体の不調も発生する可能性があります。これから先、そういったことを考慮しながら、コミュニケーションの在り方も策定されていかれると良いかと思います。

そして、「一生懸命、休む」ということも本当に大事。好きな音楽を聴いたり、運動をしたり、非日常の空間へ行ったり、普段とは違う人に会ったり…。脳は、いつもと違う行為をするとリラックスするそうです。家に閉じこもっているのではなく、どんどん外へ出ることも、withコロナ時代において、大事なことかなと思います。


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最後に、今回、

自分の症状を公開するか否か、迷いました

正直、女性としてもとっても恥ずかしいことですし、誰かに心配をかけてしまうかな、という気持ちもあり、本当に本当に迷いました。

それでも、Twitterでこの内容の発信をしたところ、非常に多くの方から反響をいただきました。「自分も気を付けようと思った」と言っていただいたり、「こういうことを試してみると良いよ」とアドバイスをくださったり、何より、「リラックスする時間作ってーー!」と励ましていただいたり。

だからこそ、私の発信が、こういったことで悩んでおられる方にとって、少しでも光に繋がれば嬉しいなと思って、少しの勇気とともに発信しました。


まずは、心身ともに健康であること。美しくあること。それが大事。身体が資本。それと同時に、仕事でのやりがいを追求したり、余暇や学習を楽しんでいけたら凄く良いなと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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