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コラボ楽曲公開タイアップ④架空アニメ「空中少女ソアラ」(場面集)

(2020.12.19加筆)

ミュージシャンのマーキー様との歌詞提供コラボ曲の公開が明日12月15日と迫りました!!

今回も、楽曲がアニソン風ということで勝手にOP想定した架空アニメ「空中少女 ソアラ」について、たぶんこれが楽曲公開前としては最後です。

事前によかったら関連記事を参照のこと。

  ①予告篇風味

  ②設定

  ③章立て

★架空アニメ「空中少女ソアラ」場面をソアラセリフを中心に再現。

 期間限定音声公開の企画のために物語の進行に関係なく、ソアラのセリフを抜き出して場面説明しています。

 あくまでアニメっぽい雰囲気を鳥肌程度に感じていただけることを願って作成したものになります。

 予告篇とも重複するところがありますが、ランダムに抽出した5場面をどうぞ。

「ワタシ?ワタシは、ソアラ。タカヰ ソアラ」
第一廻 存在 より

ソアラ初登場シーン。ソアラはスカイを抜けてテラの世界の学校の教室へ出てくる。見えた生徒は驚いて、声にならない悲鳴を上げ、持っていた三角定規を落とす。それに気づいたソアラが生徒の方に向き、転がってきた定規を拾いながら、目を合わせて渡す、というシーン。

テラの時間は一方向に流れていくが、テラとスカイの時間の連続性はある時とない時があるよう。初登場シーンは人格の形成されたソアラ。
「––アナタには、ワタシの声がきこえるの?」
第五廻 意志 より

鍛錬後にスカイからテラの次元に抜けられるようになったとき、はじめてテラの少年と目が合い、「嘘…」と呟いたあと、少年の目がさらに揺れた後のソアラのセリフ。

ソアラは、カイトに付いてスカイの世界で出現する心から精製する剣を操る戦士となるべく鍛錬を積んでいたある日、自分の変化に気づく。
「今日の空はね、今日の分なの。
  
  ほら、雲だって少しずつ動いてる、でしょ……?」
第六廻 分析 より

引きこもりがちの女性を、無意識からスカイとテラの境界に連れ出し、一緒に空を見上げて言うソアラのセリフ。

スカイと無意識は密接な関係があるらしい。
「ワタシには、何もない。


  ……だったら、此処からはじめればいい––。」
第三廻 思索 より

幼い日にテラからスカイに次元を超え、境界を眺めてばかりいたソアラが、やっと自分の人生を生きてみようと決心するシーン。

この決心の結果、カイトとの出会いに繋がる。
「––会えてよかった。」
第九廻 解釈 より

回復したテラの人から認識されなくなっても、思い返してソアラが言うセリフ。

カイトと別れた後に回想するシーンでも同様のセリフがある。


★楽曲の世界観の一つとしてのソアラ

結局、楽曲は楽曲でこれはこれですが、

私の楽曲からイメージして描きたいと思ったソアラは、

①の登場場面のように、SF空間から出てくる人間ではあるが害を与える存在ではなく、むしろ味方の側に立っている存在。

②はまだはじめてテラの人に自分が認識されることに戸惑いを覚えるソアラ。この場面はソアラのテラの人間との交流のはじまり。一度きりの人生を生きる私たちと同じように手探りで未知に挑んでいく少女。

③は生きづらさを抱えている人間に対して寄り添い、励まそうとするソアラ。

④は自己否定の闇の中から、光を掴むような、決意の場面。自分と戦ったことのある、自分と戦う葛藤も抱えている側面。

⑤について。ソアラは四次元の世界スカイと、私たちの生きている三次元に相当するテラの世界とを行き来するのですが、テラの世界では孤独や苦悩を抱えた人間の目にしか映らないという設定になっています。回復したがゆえに自分のことが見えなくなってしまったけど、出会って寄り添った人間に対して、その事実への落胆はあっても、ソアラは許して受け入れて先に進みます。遭遇した出来事や自分を肯定して前を向いて歩いていく強く生きようとしている女の子でもあります。

 今のところ私の頭の中にしかない、癒しと成長を交錯して描く架空アニメなのですが、「空中少女 ソアラ」は苦しみから光へ、そして周囲と関わる中での自分の役割や自己認識みたいなものを掴みながら、自分の中の弱さと一緒に戦ってくれるような女の子の物語。のはずです。

 これが、楽曲から受け取って歌詞で描こうとした一つの世界観でもあるかなと思います。

★ソアラボイス音声公開について

 期間限定公開12月13日(日)20時〜
         12月14日(月)8時
      (音声公開は終了しました)

 公開期間は終了しているので、企画について少し。

 上記場面のセリフを言うだけの短い音声でしたが、架空アニメとして、アニメという世界観に少しだけ実感を持たせてお伝えできればと、考えた結果、このような企画となりました。

 音声を出したのは、声に自信があるからでも、目立ちたかったからでも、全くありません。

 自分で書いたことの責任を取った形ですm(_ _)m

 自分の中では演じるというよりも頭の中の場面を再現した感じでしたが、恥ずかし過ぎてtake2までで、収録強制終了。

 公開と書いてからも自信とかないし、動画の視聴率に響くのも怖くて、声を公開することの恐怖・葛藤との戦いはありましたが、いろいろ考えて、作品を取った結果、実行しました。

 音声を公開する時間は
 あえて私のほうで指定してみました。

 日曜日の夜〜月曜日の朝は憂鬱になりやすいと聞いたことがありまして、

 私は大それたことを言える人間ではなくて、自分もそこはかとなく押し寄せる不安みたいなものに支配されそうな時があるのですが、どこかでそういうものを一時的でも吹き飛ばせるようなものを作りたいと考えていました。

 でもそれには自分ひとりでは全然力が足りないなとも思っていました。

 今回、ありがたいことにマーキー先生に歌詞を選んでいただくことができ、さらにもうひと方、私たっての希望で、作品に不可欠な力を貸していただいた方がいて、マーキー先生の手で素敵な作品の形にしていただくことができたと思っています。

 楽曲にご興味を持っていただくことで、もしそこはかとない憂鬱があったとしたら、少しでも頭から追い出してもらえるカンフル剤になれたらいいなとまして。

(で、この音声公開が何か作用した?って話ですね。。。)

★迫る公開。

強い思いを込めて携わらせていただいています、コラボ楽曲公開はついに、明日、12月15日、ぜひ聴いてみて欲しいです。

※※※

こちらのマガジンの青空の画像のものが今回の楽曲関連になります。

いろいろ書いてきましたね。いろいろ書きすぎかもしれないですね(笑)

ミュージシャンのマーキー先生のかっこいい楽曲と、私の歌詞との不思議な化学変化?!

 楽曲をぜひ聴いていただけること、楽しみにしています。

※※※

マーキー先生によるとYouTubeで明日の11時半公開予定だそうです!

またこちらでも案内します。

お楽しみに。






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