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おひつじ座のアルバム（サビアン）

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本
Ｉamの物語。旅人がおひつじ座をめぐって目にしたものというテイで進行します。画像は穏やかに降り注ぐ日差しの図です。
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見空（みあ）

おひつじ座15度 サビアン

毛布を織るネイティブアメリカン赤く赤く染まる空を見上げながら、旅人は歩いていきます。 木…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座16度　サビアン

夕陽に踊っているブラウニー――ドンッ 旅人の腰に小さな衝撃が走ります。 振り向くと茶色い…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座17度 サビアン

二人の気取ったオールドミス空はもう暮れかかっていて、遠くの方だけ黄緑色を残しながらも一面…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
10

おひつじ座18度 サビアン

空っぽのハンモック空は暮れてしまって、空気はすっかり夜に変わっていました。 旅人は、ラン…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座19度 サビアン

魔法の絨毯(2020年4月13日大幅加筆修正） バサバサと音が聞こえて、旅人は目を開けました。 …

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座20度　サビアン

冬、鳥に餌をやる小さい女の子ちらちらと雪が舞い落ち、世界は白銀に染まっていきます。 鳥た…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座21度　サビアン

プロボクサーがリングに入場する旅人たちは、鳥に餌をあげていた少女と別れた後、すぐ近くにあった大きなテントの中に入りました。 入ったのは格技場のようでした。これから試合が始まる前のようで、選手はまだいませんが、スポットライトに照らされた、フロアの真ん中で一段高くなっているリングを取り囲み、観客たちが今か今かと選手の入場を待っています。後ろの方の入口から少し入ってきたばかりの旅人たちにもその様子が見えました。 旅人は魔法の絨毯に言ってどこか温かいところへ降りてきたつもりでした

見空（みあ）

おひつじ座22度　サビアン

望みのものが待つ庭への門旅人はテントを飛び出したつもりでした。 しかし、何かにぶつかって…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座23度　サビアン

重くて価値のある荷物を、覆い隠して運んでいるパステルカラーのドレスの女性 旅人を門の中で…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座24度　サビアン

開いている窓と、コルヌコピア（豊穣の角）にみえるレースのカーテンいつのまにか女性が旅人の…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座25度　サビアン

二つの意味の誓い旅人は窓からの風を感じながら、思いました。 ――自分の欲しいものは自分で…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座26度　サビアン

抱えきれないくらいのプレゼントに恵まれた男性旅人が窓の方から女性に向き直った時、もうそこ…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
7

おひつじ座27度　サビアン

想像力で取り戻された、なくした機会旅人に向かって、男性はまた静かに話を続けます。 「オレ…

見空（みあ）
見空（みあ）
4年前
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おひつじ座28度　サビアン

大勢のがっかりした聴衆プレゼントの山に囲まれた男性の話に、旅人はまだ静かに耳を傾けています。 「オレさ、一生独身でも、この仕事さえできて、それを良いって言ってくれる人がいれば、それで十分幸せだって思ってた。 　でもさ、大事にしたかったんだと思う。 　大事にされたいっていうのは、大事にしたいの裏返しだったんだよ、きっと。 　自分の家族を大事にしたかったんじゃないかって。」 次の瞬間、旅人と男性がいるのは真っ白な空間ではなくて、たくさんの聴衆で埋め尽くされたホールのよう

見空（みあ）