王道ルートから外れたからといって嘆く必要はないんだよ

突如としてくるモヤモヤ期の対処法ってなんだろう。

最近は、人生や今後のキャリアについて悶々と考える日々を送っている。というのも、私は3月から転職活動をしている。なんでコロナで大変な時期に転職活動なんてするの?と疑問視するひとも多いと思うけど、スタッフを卒業するのを決めた数ヶ月前は日本が就職難になるなんて思ってもなかったんです。

都内で正社員を目指した理由は、今後のキャリアのためにまずは基盤をつくりたかったから。これに尽きます。

この半年いろいろ手を出して、それぞれちょっとずつ実績を積んだ。幅広く経験してみて、私は自分に「これだ!」というスキルがないことに気づいた。

書くことがすき、伝えることがすき、場を一歩後ろからサポートするのが得意、オフラインもオンラインもどっちも対応できる。はじめましての場でも人付き合いができる、イベントの運営はつらいけど終わった後の達成感はやりがいを感じる。

この半年で知った自分の得意不得意と苦なくできちゃうこと、好きなこと。新卒で就職活動をしていたときに気づけていたら、今こんなに悩まなかったのに…!と思ってしまうこともしばしば。

でも、過去を悔やんだところでなんにもいいことない。というか、この半年の空白がなかったらたぶん気づけてなかった。退職してフリーランスコミュニティに所属して、スタッフになって、たくさんの人と出会いさまざまな働き方や価値観に触れたから知れたこと。

自分を知るためのなくてはならなかった期間だったと、後悔はこれっぽっちもしていない。

ただ世間的には、こういう働き方は一般的じゃないんだなと企業さんの面接を通して実感してる今日この頃。

1社目を短期間で辞めてフリーランスや業務委託を経験したのち、企業に再就職しようとしていること。行動力あるね、と経歴に興味を持ってもらえることもあるけど、それは少数派。だいたいはマイナスな印象を持たれる。飽き性とか、入社しても続かなそう、遠回しに社会不適合者の扱いされたり。クライアントワークできなさそうとも言われた。(いや、できますけどと面接で言い返したくなった 笑)

大学を卒業してから企業に就職して、そのまま長期雇用。という日本における王道ルートから、外れてしまったわたし。ちょっとでも外れてしまったひとには優しくない世界なのかな…?

圧迫面接でこてんぱんに言われてから、突如としてモヤモヤ期に突入。そして、夜な夜なこんなツイートをした。完全なる嘆きです。

もう遅いから誰もみてないだろうと思ってたんだけど…?朝起きたら思ってた以上の反応がきてて、正直おどろいた。

なによりね、コメント欄に驚いたの。

コワーキングスペースでスタッフをしていたときに仲良くなったり、繋がったフリーランスとして第一線で活躍している方々から励ましのコメントがきていて、そのひとつひとつに涙ちょろりでした。

・視点を変えてみると印象が変わるかも
・今後は流動的な働き方がメインになるよ
・多くの経験があることは強みになる
・フリーとして広報の経験をこれから時間をかけて積むのもひとつの案

あ、わたしはひとりじゃないんだ。頑張っていることを知っていて、応援してくれる人たちがいる。

この世の中の人たちみんなに、自分は頑張ってるのにって知ってもらおうなんてしなくていいし、できないじゃんと開き直ったらちょっとラクになった。

コロナの影響で就職氷河期に突入してるけど、自分のペースで焦らず、自分がここで頑張りたいと思えるような企業さんに出会えるといいな。

エージェントさんからは「今はやりたいことと市場のニーズがマッチしていない。だから、堅実に求人があるところにはいるべき。広報スタッフで経験したことは一旦考えないでおこうか」と言われたけど、やっぱり私は伝えるを仕事にしたいんです。

オンラインとオフラインで伝えるを軸にお仕事をしたい。お仕事実績はこちらにまとめてあります。

人生迷い子は、迷い子なりにもがきながら前へ進んでいこう。


日々の楽しみに使わせていただきます!