【読書感想】最速で仕事が終わる人の時短のワザ/伊庭 正康
「最速で仕事が終わる人の時短のワザ」こちらの本、読みました。
現状、残業はあまりしてないです。
なので「何としても時短しなければ!」みたいなテンションではないです。
ただ、こういった時短や効率化に関する本は不思議と定期的に読みたくなります。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
本タイトルにあるような「時短」に関する内容をチョイスできているかはアヤシイところですが、今回もいつも通り、気になった内容を3つ引用してみます。
著者情報
本書の著者である「伊庭 正康」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
YouTubeやっているようです。
いくつか引用と感想
時短は、すぐに対処したら負けるゲーム
時短というと、タスクを溜め込まずに即対応した方が良いような印象がありました。
でも今回の引用では、すぐに対処するのはオススメしていないようです。
「絶対にやめてください」はちょっと主張が強すぎる気もしましたが、「締め切りの主導権を持つ」という考え方は良いなと。
「なる早でお願い」と言われて、今抱えているタスクを差し置いて最優先で対応するのは言われてみればおかしな流れですね。
おかしな流れな気もしますが、特に疑問も持たずにその流れで対応する人も一定数居る気がしました。私もそうかもしれません。
「なる早」が一体どれくらいなのか、まずは具体的に確認してみて交渉する流れがあった方が良いのかなと。
タスクを受けた時に「いつまでやればいいですか?」とするより「○日、頂いてもよろしいでしょうか?」と交渉してみるのも良さそうです。
あとはシンプルに「締め切りの主導権を持つ」マインドを常に持っておくことが大事かなと。
「学んだこと」を忘れない、超効率的な方法
「ラーニングピラミッド」というものを始めて知ったので引用してみました。
読書好きとしては、「読書する」が学習定着率10%と低めなのは悲しいです。
ただ、それより定着率が高い項目のラインナップを見ると納得せざるを得ません。
引用に「教えることが1位?と思われたかもしれません。」とありますが、自分としては「人に教える」が一番定着率が高いのは納得です。
適当に教えるのではなく、体系立てて分かりやすく丁寧に教えるとなると、かなり理解している状態でないと難しいと思っています。
なんとしても覚えたい(学びたい)事柄であれば積極的に人に教える行為をすると良さそうですね。
全然関係ないとは思いますが、ラーニングピラミッドの図や割合を見た時にロミンガーの法則(70:20:10の法則)を思い出しました(以下の引用)。
【読書感想】リーダーの報・連・相 - 部下の学びと成長を促進させる
ロミンガーの法則でも「研修や読書からの学びが10%」と低めなのは悲しいです。
ただ、「直接経験が70%」なのは実体験からしても納得感があります。
本書ではラーニングピラミッドの図が載っていますが、それを引用するわけにはいかないので参考リンクを貼っておきます。
人にお願いできる人になる
1人でやることのメリットは、引用でも触れている通り「教える手間」「確認の手間」がなくなることです。
そういった手間がないので、最短でタスクを対応できることがメリットかなと。
ただ、1人で対応できる仕事量には限界があります。
大きな仕事を全部1人でやろうとすると、いずれ限界がやってきます。
私は人に頼るのが苦手なので、今回の引用は耳が痛い内容です。
「自分のできる範囲の仕事しかしていない」「1人でやると必ず盲点はあります」この辺りは特に耳が痛いです。
以下の本を読んで、頼る機会が多少は増えたりもしました。
なかなか人に頼れない感じはまだ残っていますが、今回の引用や上記リンクの本などを通して更に頼れるようになれたらなと思っています。
周りと比べるとまだ頼る機会が少なめな気がするので、もう少し頑張らないとなぁと。
おわりに
ということで「最速で仕事が終わる人の時短のワザ」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
時短は、すぐに対処したら負けるゲーム
「学んだこと」を忘れない、超効率的な方法
人にお願いできる人になる
の3つでした。
「時短は、すぐに対処したら負けるゲーム」に関して。
「締め切りの主導権を持つ」というのは大切だよなと改めて思いました。
基本的にどんなタスクであっても締め切りは確認しますが、主導権を持っているかと言われるとアヤシイなと。
なんとなく相手の想定している締め切りに合わせて対応している感じはあったかもなと。
まずは相手でなく、自分で締め切りを設定してみる。
そして、その締め切りで良いかを交渉してみる。
そんなスタンスで仕事をした方が当事者意識が出そうです。
元々そういった責任感はあるはずですが、より高まるかなと。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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