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『自分の中に毒を持て』/岡本太郎

ファーストペンギン異端児!!!

「太陽の塔」「芸術は爆発だ」で知られている岡本太郎著の『自分の中に毒を持て』を読んで、僕の中で印象に残ったものものを何個か紹介します!

ちなみに、僕の大好きなアニメ『NARUTO』の大好きなキャラクターデイダラの決め台詞が「芸術は爆発だ」なんです!!僕は逆に、デイダラから岡本太郎を最初に知りました。年代ですね。

では、紹介していきます!


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「自分に忠実」と称して狭い枠のなかに自分を守って、カッコよく生きようとするのは自分自身に甘えているにすぎない。

パッと見はすごい哲学的だけど、噛み砕くとなんか人間の弱いところというか、触れて欲しくないところに正拳突きしている感じ。
ある意味説教的な言葉で印象強い。

最後まで読むと、岡本太郎の生き方してるから出る言葉だなって感じた。


迷ったら危険な道を選べ。

これは、「その通りだ!」って言えるような生き方をしたい。若い時こそそういう選択をするべきだし、危険な道の方が損失はあったとしても、頑張ったらその後得るものは大きいっていうのは分かる。

「分かってるんだけど...」っていうのが僕であったり多くの日本人の弱みであり、言い訳だよね。

小さい選択から意識していこ。


つまらないものでも自分が情熱を賭けて打ち込めば、それは生きがいだ。

これは僕も強くそう思う。自分の思いとか関心のあることとかは絶対に大事にしたい。僕が大好きなONE OK ROCKのある曲に僕の大好きなフレーズがある。

この世に要らないこだわりなんてないから

これも多分ニュアンスというか、伝えてることは同じ感じだと思う。

あれ、今回僕の大好きなもの紹介みたいになっちゃってるな?笑
かたじけない。


やりたい事には手を出すべき。それが続こうが続かなかろうがどうだっていい。続けなければならないという義務に縛られることはない。

岡本太郎という人間は、やっぱり強いね。頑丈な人。

”続けなきゃいけない”っていう考えを捨てるのは、継続が大事って考えが世に広まってる中で、逆に気持ち的に楽になって良いパフォーマンスできるのかもとか考えた。

いろいろ考えさせられて面白い。


計画して続かなくて、また別の計画を立てて他のことをやってみる。しょっちゅう計画が駄目になることも計画のうち。
さまざまのバリエーションで自分の運命を試すという計画わ持つ方が面白くないか?

これに関しては、絶対にその方が面白いと思う。いや、絶対という言葉は使わないでおこう。僕は面白いと思う。面白いかどうかは人それぞれだと思うけど、これに関してはビジネスそのものであって、これを面白くないと思う人も、切り離しちゃいけない考え方だと思う。

「自分の運命を試す」
言葉が重い。


「いずれ」という言葉をいうヤツに限って現在の自分に責任を持っていない。また、そういうヤツにほんとうの将来はありっこないし、懐古趣味も無責任だ。

ギクッ!!ってなった人多いと思う。自分では理解してるけど、いざこういう風に文字にして自分の前に鎮座されると、辛辣だけど確かになぁ〜ってなる。

確かに「いずれ」って使うと、逃げてる感じはするよね。行動も思考も。


さいごに

岡本太郎の言葉は、核心をついてるけどちょっと口が悪い笑

でもその方が人間味が出るし、岡本太郎から出たそのままの言葉なんだなって感じれる。あと、割と共感できるところが多くて、改めて考えさせられる事も多かった。

オススメできる本だった!


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