The world is a playground.

【映画】イエスマンを初めて観ました。主人公の性格や生活習慣の変わりようには驚きますが、これくらい何事も楽しむ心意気になれば、人生楽しくて仕方なくなりそう…！ちょっと真似して実践してみたくなります笑

テンポよく展開するので、どうなるのか？どうなるのか？と気になって観ていたら、あっという間に2時弱経ってしまいました(*´∇｀*)♪

観終わったあとの興奮状態のまま書き出してしまったので、ちょこちょこネタバレを書いてしまいそう…！というか、書きたい！

「ネタバレをしたくない！」という方は、ここから先はご遠慮くださいませ。

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【簡単なあらすじ】

主人公のカール(ジム・キャリー)は銀行員で、バツイチ。そして、口癖は「NO」。誰が何を誘おうと、「予定がある」「外せない用がある」…などと適当に言い訳をして断るばかり。

そんなある日、知り合いに誘われて「イエスマンになる」という、ちょっと怪しげなセミナーへ参加します。

バカらしいと思いつつ、セミナー後に早速実践。ホームレスの人に「車で送ってはしい」「携帯を貸してほしい」「お金を貸してほしい」と頼まれ、最初は答えに迷っていましたが、途中からほぼ投げやりに「Yes」と答え続けるカール。

ホームレスの方を送った帰りにガス欠になり、ガソリンスタンドまで行ったカールに、素敵な女性、アリソン(ズーイー・デシャネル)に出会います。

カールは本当に「YES」と答えると、良い展開になる、上手くいく…と信じ込み、どんなことでも「YES」「Sure」「OK」と肯定で答えるように。

今まで断ったばかりだった生活とは180°違う、新鮮で楽しい日々が訪れたけれど…？

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【好きなシーン・セリフ】

・「イエスマン」セミナーへ行き、アリソンと出会ってから、今まで断っていたもの全てに「YES」と答えて行くカール。オセロの石を一気にひっくり返して行くような気持ち良さ！

個人的には、信号待ちの時に販売してくるオレンジ売りの人から買ったであろうオレンジを、銀行で並んでいるお客さんに手渡していくシーンが好き。

・片っ端から「YES」と答えて色んなことに挑戦して行くうちに、その成果が現れ始めるシーン。例えば、自殺志願者を助けたり、お店の韓国人と仲良くなったり…そんなにすぐに発揮できちゃうカールがすごい。

・無計画旅行に行く時のカールとアリソンの2人。ワクワクした目で「今から1番早く出発する飛行機のチケットをください」という2人が羨ましい！

カールの元妻ステファニーは「無計画旅行なんてありえない」と言っていたけど、私はアリ！むしろ積極的にやりたい！！

それに、無計画ってことは、それだけどこにいても何をしても2人なら楽しめるという自信があるからですよね。カールとアリソンの仲の良さがよく伝わるシーンでもあります。

・無計画旅行中に、突然の雨。その雨さえもふざけて楽しむカールを愛おしく感じるアリソン。わかる〜！！勇気を振り絞って、「同棲したいr「一緒にいたい」とカールに伝えるアリソンに共感ボタン(?)なんかがあったら連打しちゃいます！！

それにしてもカールの性格の変わりようがすごい！というか、むしろ「YES」と答え過ぎてネジが外れちゃってる…？笑

・元妻から呼び出されて向かうカール。その場の雰囲気にのまれて「YES」と言ってしまうんではないかと思ったけど、ティリーの時とは違い、ちゃんと断るカールを見て成長したなぁ〜笑と、母親の気分。

しっかり「断った代償」を受けまくるカールはなんだか可哀想…笑　半分くらいは「断ると災いが起こる」と思い込んでいるせいな気がしますが。

・カールの友達のピーターとルーニー(?)で揃っているシーン。カールのことがほっとけなくて、喧嘩を起こすカールの間に入ったり、事故にあうカールのお見舞いに付き添ったり…なんだかんだでずっとカールを見守る2人を見て、本当に素敵な親友だなぁと感じました。

・最後の方で、カールの親友ピーターのブライダルシャワー(結婚式の前夜祭みたいなもの)を開いた時に、今まで関わった人がたくさん集められていました。その場限りの人脈ではなく、ちゃんと「脈」で繋がっているところは、カールの人の良さを表しているように思えました。

・何でもかんでも「YES」と答えるカールに呆れるアリソン。でも、カールは「本当に嫌な時は断れる」と、距離を置こうとするアリソンを説得します。

イエスマンって、ちょっと興味を持っていることや、つい躊躇してしまうことに対して、「YES」と答える勇気を持とう、挑戦してみよう。という意味であり、何でもかんでも「YES」と答えればいいってわけではないんだなと強く実感。

カールほど強制的に「YES」と答えるようにはしなくても良いけど、たまにはいつもと違う選択をしてみるとか、「YES」と間髪入れずに答える意識をするとか…些細なことでも変化は起こせそう。

・終わり方も最高！最初にカールが「YES」と答えた、ホームレスの車送迎のシーン。ぼそっと「あのホテルの前で頼むと断られることが少ない」なんて言っていたのを思い出しました笑

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他にもグッと惹かれる台詞や行動が多く、ちょっとハラハラしたり、羨ましく思ったり、笑えるシーンもあり…

特に、アリソンが言った『The world is a playground (この世は遊び場よ)』という台詞！何事も考え方次第、捉え方次第というか…せっかくなら、楽しまなくちゃ損ですよね！とっても素敵な考え方。アリソンみたいに、なんでも挑戦して、人生を謳歌していて、笑顔が素敵な女性になりたい！

総じて、映画って良いなと改めて思わせてくれる作品でした。

もぐ　: )