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災難は忘れた頃にやって来る。東京直下、東海南海大地震が30年以内に起きる確率は約70%

正月元旦に起きた能登大地震と津波。倒壊した家屋や隆起や陥没した道路に、追い討ちをかけるように雪が降り、捜索や復旧を困難にしている。直接の被害が無い所も、電気水道の停止、道路寸断で孤立し食糧難が襲った。

前回でも触れたが、これらの地域の人々で、水、食料、簡易トイレの備蓄があったので、何とかなったと言う話は聞かない。どれくらいの人が備蓄をしていたのであろうか。

この能登地震よる被害も、来たるべき東海南海大地震と比較すれば微々たるものになるだろう。沿岸都市部と火災地域の死者30万人以上に加えて、孤立する集落は能登の千倍以上に達するだろう。しかも、消防警察、自衛隊も都市部の対応で、周辺の過疎地域には手が回らない。

更に、水道電気ガス無し、交通手段無し、救援無しの状態で何週間も耐え忍ばなければならないだろう。1週間の備蓄では、とても足りないだろう。自分の身は自分で守るしか無い。

過去、多くの地震津波、その他の大災害で、多くの命と家財が失われた現実を見ても、多くの都市、市町村、そして在住の人々は何の対策も取っていない。資金が無いので、その時はその時の覚悟なのだろうか。今の銭を惜しんで、将来の大金失いを理解しないようだ。場合によっては命も失う。

町ぐるみの対策は無理でも、周辺地域の災害予想孤立地域での水、食料、簡易トイレの備蓄は出来るだろう。大地震は必ず来る。備えあっても憂いはある。しかし、減らすことはできる。

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