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最近の記事

熊騒動と動物愛護団体

今年は熊の目撃や被害が多い。 原因はエサ不足とのことだが、これは自然界の影響なので仕方のない事。 気になるのは動物愛護団体。熊を捕獲・駆除するともれなく騒ぎ出す。家畜が可哀想という理由で解放活動をする。 彼らは矛盾に気付いてないのだろうか。 まず、「牛や豚が可哀想」という主張が他の生命に反映されていない矛盾。 肉や魚だけでなく野菜にも命がある。個人的にベジタリアンになるのはその人の勝手だが、本当に命が大事だと主張するのなら、人間が生命維持活動をする為に口にするものが何もな

    • 方言『へば』

      へば(せば) 接続詞「そうすれば」「つまり」の意で使われる。 また、別れ際の挨拶で「へば」「へばな〜」とも使われる。 「では」とほぼ同じ使い方だなと気付く。ということはここから派生していったのか。 濁点が抜けるのはわかる。寒いと口を動かしたくない。上顎に舌をつけないで「で」と言おうとすると「へ」になる。 だが、「ば」で濁点が戻ってくる。なぜか。 他の方言を思い浮かべてみたら、どうやら『あ列』(あかさたな…)に濁点がつくことが多い気がする。これも寒さが影響なのか。 口を閉じ

      • 方言『んだがら』

        『んだがら』 「んだ(Yes)」+「から」 直訳すると「そうだから」 この後に文章が続きそうだが、実際の使われ方は異なる。 ・話の相槌を打つ時、同意する時(「そうだよね」の意) ・同じ話を何度も説明しなければならなく苛立っている時(「だから!(何度も言ってるでしょの意味合い)」) 「そうそう!そうだよね!」と強く同意する時は「んだがらんだがら!」と2回繰り返すこともある。 「そうなんだよねぇ」の時は「んだがらしゃ」「んだがらなぁ」「んだがらよ」があるが、これらも微妙

        • 方言『かだる』

          『かだる』 『語る』の訛った発音だけでなく 『参加する』の意味もある。 文字にすると一緒だが、抑揚が違う。 『語る』は一本調子 『参加する』は「か」にアクセントを置く。 ちなみに『かでる』で『仲間に入れる』の意味になる。 「仲間に入れて」の時は『かでで』 否定文になると 「かだる(参加する)」 →「かだらね」(自発的) →「かだらぇね」(不可能) 「かでる(仲間に入れる)」 →「かでね」(自発的) →「かでらぇね」(不可能) 『〜ね』だと自発的 『〜らぇね』だと不

          方言 「少ない」の表現

          少ないの表現 『ばっこ(びゃっこ)』『さっと(さっとが)』『ぺちっと』『なんぼが』『すてっこ』 量と対象によって何となく使い分けられている。 ざっくりとだが 『ぺちっと』<『ばっこ』<『さっと』<『なんぼが』 『ぺちっと』は「ちょっぴり」「わずか」にあたる。親指と人差し指で少ししかないのを強調するジェスチャーをする時はこれが使われる。 例「牛乳まだ残ってる?」「ぺちっとしかねぇ(ない)」 『ばっこ(びゃっこ)』は「ちょっと」くらいだろうか。『ぺちっと』が物量でしか使われ

          方言 「少ない」の表現

          方言 巻き舌

          巻き舌 高橋優くんのフェスがありましたね。ラジオで『秋田の行事』が流れていたので。 寒い地方なので基本的には口をあまり動かさない訛りが多い。 但しこれは通常時。そしてここは酒どころの地域。 酒呑んで陽気に喋る時、イキって喧嘩腰になる時など主張が強くなる時は巻き舌が入る。 ギバちゃんのパート「あなたの声を聞かせてけれ〜」は、抑揚アクセント発音まさにこの辺の父ちゃんの喋り方そのもの。 地域によって訛り方に多少の違いが出るし、若くして都会に出た人は訛りの敬語が上手く使えな

          方言 巻き舌

          方言『ぐど』

          『ぐど』 今はもうある程度以上の年配の人(主に男性)しか使わなくなってきている言葉。 「とっとと」「すぐに」「早く」の意味で使われる。 急かす時の命令形で使われるのだが、さらに煽るときには『ぐっぐど』になることもある。 似た意味で『ちゃっちゃど』もあり、これは今も普通に使われているが、これが(「と」に濁点がつく以外)方言だと最近まで知らなかった。 標準語では『ちゃちゃっと』 似ているので混同していた。

          方言『ぐど』

          方言『うるがす』

          『うるがす』 東北、北海道で広く使われている言葉で方言ネタの常連になっている。 『うる+がす(かす)』で、「がす」は「〜する」「〜させる」の意味合いで使われる。 この他にも『こおらがす』という使い方もする。『凍る+がす』で「凍らせる」の意。 となると「うる」は何だろう。浸ける、浸すの意味で使われているが、潤いと関係があるのだろうか。 他にも「〜がす」の使い方がないかと考えてみたが…「とがす」「わがす」…ただただ訛っただけになってしまった。

          方言『うるがす』

          方言 状態を表すオノマトペ

          状態を表す『じぃ』『でぇ』とオノマトペ ピーク時より涼しくはなったが、日中はまだまだ暑い。 汗をかいて身体がベタベタ、又は雨などで身体が濡れて不快な状態を「じばじばでぇ」と言う。 『じばじば+でぇ』で分けられ、『でぇ』は状態を表す。 『でぇ』は『じぃ』と言うこともある。使い分けに明確なラインはないが、『じぃ』のほうがより自分の気持ちを強調している感覚がある。 『じばじば』も、例えば土砂降りに遭遇して靴に水が溜まるくらいずぶ濡れになると『がっぱがっぱ』に変わる。 『じばじば』

          方言 状態を表すオノマトペ

          方言 呼び方

          名前以外での呼び方 今ではだいぶ廃れてきたが、ある程度以上の年齢になると子供がいなくても他所の人を『父さん母さん』呼びになっていく。 そしてそれは、孫やひ孫がいるくらいの老人になっても変わらない。 おそらく田舎ならではの固定観念と変化に弱くなる老化現象によるものだろう。 ならばもっと若い年代はと言うと、「あに(ぃ)」「あね(っ)こ」、もっと小さくなると「わらし」と呼ばれる。 これらの呼び方の前にはたいてい「〇〇の家の」と付く。〇〇は地名(町内名など)が入るので、その土

          方言 呼び方

          演劇を観始めた人の戯言

          バヤっとしてるのを言語化してみた。 地域のイベントで演劇があるらしく、観たいけど休みが合わず。残念。 学生の時の楽団の活動を思い出していた。地域のイベントなどで依頼演奏を受けて活動費の足しにしてたなー。 ふと、演劇ってそういうの聞かないなと。舞台はほぼハコだし、ワークショップも関係者ばかりな印象。首都圏と違って絶対数が少ないからだろうけど、一から入るには敷居が高い。 あくまで自分の周りなんだけど、芸術エンタメ関係に関わりのないその辺の父ちゃん母ちゃんは、音楽は聴きに行くけ

          演劇を観始めた人の戯言

          方言 こそあど言葉

          あれこれそれどれ 文字にすると変わらないのだが、発音すると違いが出る。 Rが若干弱め。強調すると更に弱くなり、会話の流れによってはほぼeに聞こえることもある。 そして『あれ』と『どれ』は抑揚も違う。 発音がほぼカルメンの『オ・レ!』になる。強調すると高低差が更に出るのでわかりやすいかも。 思い出せなくて「アレ、あれ何だっけ?」の時の『あれ』は「あ(ぁ)↓れ↑ぇっ」 「ったく、どれだよ」の意味合いの『どれ』は「ど(ぉ)↓れ↑ぇよ」 『あ』も『れ』も『ど』も、置きに行くよう

          方言 こそあど言葉

          感覚の言語化の難しさ

          「ひとっつ、ふたっつ、みっつ、よっつ、いつっつ、むっつ、ななっつ、やっつ、ここのっつ、とおっ」 小さい頃、湯船に肩まで浸かって10数える時の言い方。ゆっくり数える時には『っ』の前をのばしていた。 方言というよりは幼児語だろうが、この言い方は柔らかい印象を与えるので、大人になっても時々使うことがある。 例えばコンビニ。一人あたりの接客時間が他の業態店舗より短いので、忙しそうな時などは「〇〇お願いします」だと丁寧だが長ったらしいと感じる場合がある。 だからといって端的に商品

          感覚の言語化の難しさ

          方言『わっぱが』は『童が』?

          わっぱが 「わっぱが」と入力すると変換候補に「童が」と出てくる。 わっぱが自体は「とんでもない」「なんてことだ」「最悪」「ひどい」など悪い状態を表す名詞として使われているが、「童が」と変換されると悪ガキな印象に変わる。 だが「悪ガキ」「クソガキ」の意味合いの言葉は別にある。 「あんこ」 「ねえちゃん」を「あねこ」「あねっこ」と言うが「にいちゃん」は「兄」と言う(次男は「せな」と言うがそれはまたそのうち) おそらく兄から派生してるだろうが、その過程がどうだったのか知り

          方言『わっぱが』は『童が』?

          方言『…っこ』

          語尾の『こ』『っこ』 (おそらく「子」を表すところから派生) 「かわいい」に通じる? 今どきの「かわいい」は多種多様 『こ』『っこ』がつくものもかわいいと云えばかわいい むしろ『こ』『っこ』がつくことによりかわいい印象を与える 今どきの「かわいい」が理解出来ない人は、『名詞+こ(っこ)』をつけてみると解るかも。

          方言『…っこ』

          方言 朝昼晩

          「あさま」→朝の間 「ひるま」→昼の間 「ばんげ」→げ? 晩+夕餉? 「ばンげな」→な? 晩+夕餉+なう?

          方言 朝昼晩