方言 こそあど言葉
あれこれそれどれ
文字にすると変わらないのだが、発音すると違いが出る。
Rが若干弱め。強調すると更に弱くなり、会話の流れによってはほぼeに聞こえることもある。
そして『あれ』と『どれ』は抑揚も違う。
発音がほぼカルメンの『オ・レ!』になる。強調すると高低差が更に出るのでわかりやすいかも。
思い出せなくて「アレ、あれ何だっけ?」の時の『あれ』は「あ(ぁ)↓れ↑ぇっ」
「ったく、どれだよ」の意味合いの『どれ』は「ど(ぉ)↓れ↑ぇよ」
『あ』も『れ』も『ど』も、置きに行くような発音の仕方になる。
そしてRが弱くなる。英語のLに近いかも。ガラが悪くなるとほぼe。
実際発音してみるとわかるが、ほぼ口を動かさない。寒冷地の方言の特徴が強く出ている。
そして実際、真冬の吹雪の中で話してみるとわかる。口はそんなに動かせない。呼吸も浅くなる。大口開けたら知覚過敏の人は冷気が歯にしみるし、深呼吸しようものなら冷気で肺が痛くなる。
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