成否
清貧な世界を踏み躙る巨大な足、あらがうほどに食い込む爪や、即座に平伏すだけの君たちの道理や、無垢な季節を頬張る怪獣たちの住処、あらゆる偏見により、閉ざされた感情を往復する持論やジレンマの数々、野晒しの思いが打ち出す火の粉や、退嬰的な湿度により、ふやけてしまった情景、贖うほどに、現れる余韻に揺らぐ刹那や、接続され続ける思い出の仮数、体制的なものに集う意識の互恵により、腐る権力なんかを加速させては、みだりに委ねられたものなんかが、横柄に付きまとうまどろみの最中、定めもなく、さまよう星を応用した数学的な主体性を脱ぎ捨て、崩壊するための一部始終に戸惑う宛先や、あらがうほどに、浸透し続ける苦しみなどなどを、法則的に拘束して、高濃度汚染された身体を巻き込む竜巻や、泰然的に捉える一切が、悠長に、世界を包み込み、拙い一切をハッキングする奴らの粛清に巻き込まれずに、徒に消費するものが、今に横行しては、行為に司る曖昧な主観をひけらかす道理を飛び越え、同調するほどに、擦り寄り、すがるだけの輩を排除して、ただ、求めるほどに、崩壊していくだけの、安易な欠落や欠如を崇めるような連中が、示唆する神のようなものから離れ、怠惰な整合性に打ち解ける、幼気な精神を救うために、歪な信念を吐き出す退廃的なムードが生み出す旋律や、出来合いのもので、積み上げられた、退屈な城の中で、王様気分で居るよりも、市民の一人として、革命に参加するよりも、ただ、浮遊し、どこにも行き届かなくても、手懐けられずに、自由に移行し続ける。
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