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静寂

うるさい朝の雨、肥大化していく悲観的な環、繰り返しの証拠ばかりを繰り返す余白、愛されたいという思いばかりが先行して、新たな悲劇なんかを、次々に生み出していくだけの、定期的な苦しみを、繰り上げていくだけの、剣呑で、惰性な争いから、確約された憎しみが倍速になって、懐疑的な日常に配膳され、口に突っ込まれる毒素や、爆薬などにより、補足されていくバビロンの定理に基づく疎ましい日常が課せる愚かな罪や、確かな足枷や、曖昧な定義による、無神経な諍い、昏倒していく忌々しい自己との亀裂、際限ばかりの日々に迫る利己的な理由の大破、取り残されてしまった全くの君の歪な神経、構造的な分裂症の先では、確約された自由が、不気味にクラッキングし続ける過去の暗鬱とした自分にすら、憐憫を掛けるのです、と、拙い自己との対立を加え、絶えず争いを続ける間に、あらがい続ける先では、絶えず愛だけが氾濫し、すべてを愛だけに変換させるための、絶え間ないあらそいの数々や、約束も足跡も無くなった間に混ざり合うことごとくが加速し、全ては、確かなものに移り変わり、物事はうまくいく。

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