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祝福

レストアされた感情、環境破壊を謳う奴らが破壊する日常、すり替えられる日曜日を旋回する鳥、憎しみばかりを開発する政府、原始的な承認欲求に苦しむための、猜疑心を加速させては、猥雑な論理を加工し、真理なんかに司る月に住むウサギの神が、帰巣する諸行無常な靴の裏や、卵巣を刺激するフレキシブルな夜や、分散する可能性を捕食するワニの口、培う理由や、食物連鎖から逃れ、無機質な過去を食べる河馬たちの群れ、回遊する魚たちの目を借りて、耐え凌ぐ夏の哀れみに連動するドラマや、胞子嚢を突き破る刺々しい自己や、ストレートエッジを撹拌し、シナプスに埋め込まれた抑止力のトリガー引き、僥倖が繰り返し現れ、端的な象徴を墓石に変えるような論理を駆逐して、セオリーや、散漫な義務や、朽ち果てるだけの君の形相や、溶け合う此処、あらゆる悲劇の申し子や、短絡的な愛護の精神、アンチテーゼや、曖昧な齟齬、しなびた明日に与える温もりのような憎しみ、市民権なんか要らないし、名前なんてものは、邪魔なものであるし、市街戦の最中、確かな愛ですら、足枷に変わる訳であるし、君の憎しみは、君のものであるし、君の愛の配下になんて、なりたくもないし、馴れ合うほどに、増して行く欲求から逸脱できずに、打算的に受け入れる毎日に現れるエゴや、傲岸不遜な自らの欠如や、空間を切り裂くための爪や、拙い余韻に広がる価値観なんてものは、邪魔なだけであるし、思想に左右され、ささやかな動機から解き放たれ、蔓延る悪意に肉薄する君の正義感のようなものが、自らの正義を利用し、どこかでは、誰かの悪に変わる頃、善悪という括りの中でしか、測れないようなものが、あらゆる権利を鵜呑みにし、破壊的なものに変化して行くだけの、思想なんかに、利用されないための、強固な偏りにすら反し、ただただ、わずらわしい答えに惑わされずに、漂う意識が、何かの犠牲にならずに、ただただ、孤立しても尚、自らの喜びだけを崇め、独りよがりではあるが、何かに引き摺られるよりは、よっぽどマシである。

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