障がい者就労支援セルフケア講座の内容
文京区障害者就労支援センターにて、生活講座「心身のセルフケア」担当しました。
数年前に開催し、職員が代わっている中、利用者さんからのリクエストでした。記憶に残るほど、そしてもう一度やりたいとと思ってくださったこと、とても嬉しいです。
前回担当したときは、
皆さんストレスない!と言っていました。
知的障害の方で働いている方が15名くらいの参加。
みなさんは、とても真面目で私たちのようにサボらなそうです。
一生懸命毎日働いています。
ですからストレスも疲れもあるはずなのです。
しかし、今回は金曜の夜の開催だったからかみなさんとてもお疲れでした。
暑いことも
寒いことも
忙しいことも
そして嬉しいことや楽しいことも
体はストレスと感じて、機能が働くことを説明。
その機能が疲れてしまうと体が不調になってしまう。その前に自分でストレスに気づいて、機能を使いすぎないことが体調管理に大切。
だから必ず何かストレスがあるはずです。
人間関係のストレスがある
職場に人が多くて、ロッカーや控室にストレス
疲れている
眠い
などなど最初にたくさんの声を聞かせてくださいました。自分の状態に気付くことがヨガの方法です、その点は初めから皆さんクリアされていたと思います。
疲れているみなさんへ
そして仕事に誇りをもっているみなさんへ
毎日元気に笑顔でいてほしいと願いをこめて
一つ一つ丁寧に体を感じます。
関節をほぐし
筋肉をのばし
そこで一旦休憩。
もともと疲れている自覚があるため、少し動くだけでとても疲れてしまいます。
どんどん眠くなるよとおっしゃる方も。
身体がほぐれて緊張が抜けるようです。
眠くなるのはいいことです。
副交感神経が優位になってきた証拠です。
休憩を何度かとりながら少し汗ばむくらいにダイナミックなストレッチもいれていきます。
いてててて
いたいいたい
ひーー
みなさん大騒ぎです。
とても明るく、自分の体の硬さを自覚しながら大笑いです。そこが私にはない明るさで、私はとても嬉しい刺激をもらいます。自分の辛い部分を見つけるとネガティブな気持ちになり落ち込んでしまいます。ここに集まるみなさんは、それがなくてとても明るく笑い飛ばすのがカッコいいと思うのです。
手先の運動や、目、顔、細かい動きもやってみました。
それぞれの得意なこと、器用な一面などもわかりました!
呼吸法は皆さんびっくりしながらも挑戦。
笑いながら実践しつつも、どんどんリラックスしていきます。
最後はリラクゼーション。
これは様子見てなしでもいいかなと思うのですが
みなさん、どっぷりリラックスし目を閉じて安らぎました。動きやおしゃべり、みなさん元気なのですが、動かず静かになりました。
シーンと静けさになるのは、ヨガのすごいところだと感じる瞬間です。静かさが苦手な方もいらっしゃると思いますが、その苦手を上回って心地良くなってしまうのです。
疲れてるのに
さらに体を動かして
眠くもなり、しんどい講座になってしまったかなと少し懸念もありましたが、終わった瞬間に
またきてくれる?
という発言に、ホッとしました。
終了後もおしゃべりがとまらず、講座中は言えなかった本当のストレスのことを教えてくださいました。
身体が元気になる過程やストレスに気付くこと、それを自分で克服できることはこんなに楽しいことなんだと一緒に再確認できました。
「ここに来ることを楽しみにしててくれてありがとう」と参加の方が私に言ってくださったことが沁みます。元気になってもらえること、それを楽しみにしている気持ちが双方一緒であることがありがたいです。
ストレスを我慢する必要はない、みんな元気に過ごしましょう。
ご参加の皆さんが、ストレスを解放して毎日元気でありますように。
ご参加の皆様、文京区就労支援センターの職員さん、皆さん本当にありがとうございました。とても楽しかったです。
どこでもどんな状況でも講座をします。
ぜひ施設に呼んでください。
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