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「楽しむ力」を試しに何千年も前のヨガ哲学で解説したらめちゃわかりやすかった!

楽しむ力をヨガ的な解説にしたらなんだかすごいことになりました!これはわかりやすい!!

まず簡単にいうと、体には緊張があると力みが入ります。力みが入ると思うように動けないのは想像できます。それでも動くので、筋肉が疲弊します。疲れがひどくなるのでストレスに感じます。ヨガはこのマイナススパイラルを解いてくれる技法。

楽しむ=笑顔 ですが、笑顔になるための表情筋って副交感神経が管轄しているのでそもそもリラックスしないと笑顔にはなれないってことなんです。

体の仕組みってすごいですね!ということは楽しんでる時ってリラックスしてる時ってなります。リラックスしていれば、力みが入ってないので、疲弊もなくのびのびとストレスを感じずにいられる状態ですね。

ではそもそも「楽しむ」っていうのがですね、私たちの存在の仕組みに組み込まれているんですね、それを解説です!

紀元前1000年〜500年前、今から3000年ほど前にサンスクリット語で書かれたヴェーダ(奥義書)ウパニシャッドの中の考え方です。

パンチャマヤコーシャ(5つの鞘)というもの。
パンチャは五つの、
マヤは作られた、
コーシャは容器、鞘と訳します。

人間五臓説というものです。

私のあまりにも下手な絵で説明します 笑

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①食物鞘
(アンナマヤ・コーシャ annamaya-koṣa)
             ・・・・・・肉体  

②生気鞘
(プラーナマヤ・コーシャ prāṇamaya-koṣa)
            ・・・呼吸とエネルギー

③意志、心の鞘
(マノーマヤコーシャ manomaya-koṣa)
            ・・・心、微細な体

④理智、知性の鞘
(ヴィジニャーナマヤ・コーシャvijñānamaya-koṣa)
            ・・直感力、高次の心、知性

⑤歓喜鞘
(アーナンダマヤ・コーシャ ānandamaya-koṣa)
           ・・・・・・最も微細、至福

となっています。

食物で作られた鞘が私たちの体、物質からできた物質。一番粗雑体とされています。

徐々に内側になるほどに繊細で見えないものになっていきます。

そしてその目に見えない微細な鞘が呼吸で肉体につながっているのが生気鞘。

そこからさらに心の鞘になり、知性直感があり、その奥に歓喜、至福があるのです。

私たちは、肉体の感覚を頼りにしがちですがその感覚とは一番粗雑であり、あてにならないものなのです。
情報知識もここに入ります。

肉体を健やかにし、呼吸を整えていくヨガの技法はどんどん内側とつながり一つになり、
自分が本来持っている知性や直感や心の感覚を拓いて生きやすくするものです。

そしてその自分が繋がった時に、「歓喜」が溢れるということ。

私たちが「楽しい、嬉しい」と思うことは1番奥にあるんです。外側からの刺激や美味しいなどの感覚で楽しいと思うことはまやかしなのです。

自分が繊細な目に見えないところまで全部繋がった時、自分の本来の力やパフォーマンスや知恵が溢れそれに喜びを感じる仕組みになっているんですね。

今年は東京オリンピックがありました、今はパラリンピックをしています。金メダルを手にした人はみんな、溢れるような笑顔で、「楽しくできた」と言います。まさにこの状態なんだと思います。

楽しむ力がどう存在しているのかが理解できて体験で納得すれば、私たちはずっと楽しんで過ごせます、そしてそれこそが自分の求めている人生であり、幸せな暮らしなのではないでしょうか^^

まとめ

・副交感神経が優位、リラックスしていること、体が元気なこと
・内からの自然な笑顔であること
・外部刺激によるものではないこと
・影響による感覚に溺れないこと
・心が平安で澄んでいること
・沸き起こる知性を信じられること
・直感が自分だと繋がれること

それが楽しむ力であり、心から嬉しいを感じることなんですね!


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鈴木めゆ
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