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不登校と私

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不登校にまつわる徒然なる日記
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#不登校新聞

「学校から逃げて、よけて、隠れて」実業家・澤円さんが語る不登校からの人生戦略の練り方【全文公開】

「学校から逃げて、よけて、隠れて」実業家・澤円さんが語る不登校からの人生戦略の練り方【全文公開】

 「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタントなどを幅広く手掛け、働く人のメンターとして活躍する澤円(さわ・まどか)さんはそう語ります。「学校なんか大きらいだった」という澤さんに、社会の変化や不登校について、また刹那的に生きることの強みについて、不登校の子どもを持つ親がお話をうかがいました。(※写真は澤円さん)

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――澤さんはどんな子どもだったのでし

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「少しだけでも学校へ」の一言が地雷、登校圧力はなぜリスクなのか

 子どもが学校を行きしぶり始めたとき、保護者や周囲の大人は「なんとかして学校へ行かせてあげたい」と思うものです。しかし、そうした「よかれ」には、リスクが潜んでいます。「函館圏フリースクールすまいる」の代表を務める庄司証さんに、登校圧力のリスクと対応のしかたについて解説していただきました。

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 休みが増える傾向になるタイミングのひとつが、5月の連休明けです。新年度からがんばろうという気持

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不登校家庭の安心をつくる食事講座🍀を続ける話

不登校家庭の安心をつくる食事講座🍀を続ける話

不登校新聞のSNS「親コミュ」で、1年間お食事講話や栄養講話をzoomでしてきました。

ありがたいことに、フリースクールや支援団体からもお声がかかり、食事講座を開催。

これが結構好評だったので、誰でも参加できる形に出来ないかと昨年思いついて会場探し。

あちこち会場として使用できる場所を探して問い合わせたら、偶然協力して下さる方々と出会うことができました。

なんてラッキー…

「 不登校の子

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不登校になってインスタントラーメンを食べること⭐︎不登校新聞掲載

不登校になってインスタントラーメンを食べること⭐︎不登校新聞掲載

新聞の中に「不登校新聞」というものがあるのをご存知でしょうか。

こちらは不登校に関する様々な情報が沢山載っています。

たとえば識者の見解や、こんな時どうする?の対応。

不登校家庭の親子の話、当事者である子どもの経験談。

各地で活動している不登校の親の会の情報なども。

私は栄養士として普段は勤務しています。

そこで栄養士として、不登校の子どもがインスタントラーメンを食べることについて記事

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「カップ麺ばかり食べていて大丈夫?」不登校の子を持つ親の悩みに栄養士が答えます

「カップ麺ばかり食べていて大丈夫?」不登校の子を持つ親の悩みに栄養士が答えます

 不登校で家に居るわが子。学校で給食を食べなくても、せめて家で栄養のあるものを食べてほしい、というのが親の思い。でも、毎日のようにカップ麺・インスタントラーメンばかり食べている子もいて、親としては悩んでしまいます。そこで今回は、不登校の子を持つ親であり現役栄養士・めいめいさんに登場いただき、カップ麺・インスタントラーメンを食べることについてのさまざまな疑問に、栄養士として答えていただきました。

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「育て方を間違えた。息子を殺して自分も死のう」あれから8年 母と息子に訪れた変化

「育て方を間違えた。息子を殺して自分も死のう」あれから8年 母と息子に訪れた変化

 めいめいさんの息子さんは、小学1年生で不登校。当時は「育て方を間違えた。息子を殺して自分も死のう」と絶望したと言います。それから8年、今の息子さんのようすは「学校へ行っている子と同じですよ」とめいめいさん。息子さんとの8年間を書いていただきました。(リレー連載「私の子が不登校になって」第2回)※写真はめいめいさん

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 息子が不登校になったのは小学校1年の7月。同じクラスの仲よしだっ

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長い不登校からの☆通信制高校生活

長い不登校からの☆通信制高校生活

今年の4月から、めでたく希望の通信制高校へ入学した息子さん。

あれから5か月経ち、どうしているかというと…

ボチボチ登校しているんです。

入学して1ヶ月ほどすると、研修旅行なるものがあった。

しかも、すんごく遠い場所。

なんと本人は「行く」とのこと。

小学1年生から登校しぶり→母子登校→別室登校→放課後登校&完全不登校と移行し、学校というシステムからは遠のき、同級生との関りもネットゲー

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