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暮らすように旅するブエノスアイレス⑤|旅の基本情報

2023年12月に、アルゼンチンのブエノスアイレスに行ってきました。こちらの記事では、事前準備や両替、スマホ(SIM)など基本情報について、まとめます。

※2023年12月時点の情報です。最近変化が激しいアルゼンチンなので、行かれる方はご自身でも最新情報を確認するようにしてください。

飛行機の予約

モンテレイからブエノスアイレスへは直行便はありません。アメリカ(ヒューストン、ダラス)経由と、メキシコシティ経由があります。

今回はBuen Fin(メキシコの11月のセール)時期にAeromexicoのチケットが安くなっていたので、Aeromexicoでメキシコシティ経由で行くことにしました。

実は我が家、Aeromexicoとの相性が悪く笑、最近は使用を避け、Viva Aerobusを多用していました。(直行便だったはずが出発数週間前に経由便になったり、機内で同じ席のチケットを持った人と遭遇したり。) しかし最近はサービスが改善されている、国際線は安定、との話も聞き、また価格が安かったので、今回Aeromexicoに決断。結果的に遅延などのトラブルもなく、無事に旅を終えることができました。メキシコの航空会社は各社とも、安定と不安定の波が頻繁に訪れるので、毎回航空会社を選ぶ時はドキドキします。少し前はVolarisが、最近はVivaが不安定という話も聞きました。身近に旅行に行った方がいたら、直近の航空会社の状況を聞いてみて参考するのが良いかなと思います。ただ最終的には運次第だと感じています。

ホテルの予約

ホテルは、Hotels.comから予約。メキシコ在住YouTuberのロゼッタちゃんイチオシのハワード ジョンソン プラザ フロリダ(Howard Johnson Plaza by Wyndham Buenos Aires Florida Street)です。歩行者天国のフロリダ通りに面していて、どこに行くにもアクセスが良かったです。

また飛行機が早朝に着いたのですが、午前中からアーリーチェックインをさせてくださいました(しかも無料!)。疲れて休みたかったので、本当にありがたかったです。あくまでサービスなので必ず対応してくれるとは限りませんが、早く着いた場合は、アーリーチェックインできるか、聞いてみても良いと思います。

ちなみにこのホテル、テレビでYouTubeと Netflixも見られました。子連れにはありがたいです!

両替

インフレの影響で、少しのお金もこんな札束に!

こちらもロゼッタちゃんに教えてもらった情報をもとに、アメリカドル(USドル)を持参、現地でアルゼンチンペソに替えることに。事前に、モンテレイの街中の両替所、Divisas San Jorge(緑の看板で何店舗かあります)で、USドルに換金して持参しました。アルゼンチンでもメキシコや日本のカードを使えると聞いていたので、USドルへの両替は少しだけにしました。

アルゼンチン到着日に、宿泊ホテル(Howard Johnson Plaza)のフロントでUSドルを少しアルゼンチンペソに両替えしました。

アルゼンチンには、公式為替レートと、並行為替レート(通称ブルーレート、Dolar Blue)の2つのレートが存在し、前者は貿易代金専用為替レート、後者が実勢レート(観光客向け含む)とのこと。ブルーレートの方がドル高なので、出来るだけブルーレートに近いレートで両替できる場所を探すのがベター。ちなみにホテルは、ややブルーレートよりのレートでした。おそらく街中の店舗型の両替所は、もう少し良いレートで両替えできるはずです。

街中で、Cambio!(両替)と話しかけてくる、個人の両替商と思われる人をよく見かけましたが、偽札を渡される可能性もあるとの記事も目にしたので、店舗型の両替所や、ホテル、空港などで替えるのが安心かと思います。

ちなみに、私がブエノスアイレスに行ったタイミングでは、ほとんどのお店やレストラン、スーパー、Kiosco(小さいコンビニ的なお店)で、USドル払いが可能。大半のお店が、ブルーレート(1ドル995ペソ(2023/12/24時点))よりも良いレート(1ドル1,000ペソ以上)でUSドル払いができました。(おそらく現在、アルゼンチンではUSドルの需要が高いので、お店でのレートが良かったのではと推察します。)なので、ホテルで換金しなくてもよかったかな、とも思いました。

カード払いも多くのお店で可能。Visaはその場でブルーレート適用、Mastercardは後日ブルーレートと公式レートの差額分が返金されるそう。まれにカード手数料を取るお店もありました。

両替やレートついては、2023年12月末時点での話です。私は経済には詳しくないですが、今後状況が大幅に変化する可能性があります。と言うのも、①近年急激にペソ安が進んでいる、②物価が急上昇している、③12月中旬に大統領が代わり、12月下旬には公式レートを大幅にペソ安にした、④その大統領は選挙戦中に、"ペソをUSドルに変えて、中央銀行を廃止すべき"と訴えてきた、などの事情があるからです。今後アルゼンチンに行かれる方は、事前にその時の経済事情をよく調べてみてください。

コンセント

1番左がOタイプ

旅行前日までアルゼンチンのコンセントの形(Oタイプ)が異なることに気が付かず、慌ててHEBにプラグを買いに行きました。奇跡的に在庫があったので、購入できて安心しました。

ブエノスアイレスのHoward Johnson Plazaは、Cタイプが使える箇所が2箇所ありましたが、夫婦でiPhoneや iPadを充電しようとするとCタイプのコンセントだけでは足りなかったので、Oタイプも使用。結果的に変換プラグは役立ちました。

変換プラグはブエノスアイレスの露店やスマホグッズショップでも販売されていたので、忘れても、そこまで困らないかなと思います。

ちなみに電圧は220Vと、日本やメキシコの約2倍なので、電化製品によっては変圧器が必要です。

虫除けグッズ

ロゼッタちゃんから、蚊が多いと聞いたので、虫除けスプレーとキンカンを持参。虫除けスプレーを塗っても刺されましたし、刺された場所によってはとても腫れたので、虫除けスプレーがなかったらと思うと、ゾッとします。(行く時期によっても蚊の出没状況は変わると思います)

SIMカード

ブエノスアイレスの空港でSIMを買えると聞いていたのですが、なんとそのお店はなくなっていました。街中のコンビニで買えると言う話も耳にしたものの買えず、ちょうど日曜日andクリスマスで通信キャリアのお店も休業、、、。

ダメ元で、ホテルの下にあったスマホグッズショップに行ったところ、なんとそこでPersonal社のSIMを購入することができ、SIMの入れ替え、有効化などを、店員さんが進めてくれました。このお店ではチャージはできないとのことで、2ブロック先の薬局のレジでチャージし、無事にネットが使えるようになりました。

ブエノスアイレスはホテルをはじめ、カフェやレストランなどのほとんどの飲食店にWi-Fiがあったので、最悪SIMが買えなくても、そこまで慌てなくて大丈夫かなと思いました。

私はSIMの入れ替え後、地域設定(メキシコ)、Appleの支払い情報(メキシコのカード)、各種アプリの電話番号(WhatsApp、LINE、Uber)などは変更しませんでした。そのせいかは分かりませんが、6日目に、サブスク(iMusic)の支払いができなくなり、Uberも再度ログインが必要(メキシコの電話番号での、電話番号認証が必要)だと通知が出てきました(WhatsAppやLINEは特に問題なく使い続けられました)。メキシコに戻り、メキシコのSIMを戻したら問題は解決し、もとに戻りました。カード側やアプリ側で、国を跨いだが故の、何かしらのセキュリティが発動し、アルゼンチンでは使えなくなったのかと思います。長く滞在される場合は、地域設定を変更するなど、何か対策が必要かもしれません。

イミグレや空港カウンターの様子

まずメキシコ出国ですが、FM3やFM2のビザを持っている人は必ず手続きが必要です。メキシコシティの空港内(手荷物検査を過ぎたあと)のイミグレのカウンターに立ち寄りました。パスポートとビザのカードを見せるのみで、すぐに手続きは終了。(これをしないとあとで面倒なことになるらしいです。どんな面倒なことか知らないのですが。笑)

続いてアルゼンチン入国ですが、出入国カードはないので、パスポートのみ持ち、入国カウンターに進みます。早朝着で少し並びましたが、ホテル名のみ聞かれて、すぐ通過できました。

アルゼンチンからの出国時は、深夜便23時頃の便だったので、その2-3時間前に空港に着きましたが、既にアエロメヒコのチェックインカウンターが混んでいました。出国審査はさらに大行列。窓口はたくさん空いているのですが、それにも増して人が多く、1時間くらいは並んだ気がします。時間や時期にもよると思いますが、出国時は早めに空港に着いたほうが良さそうです。

最後のメキシコ入国は、早朝にメキシコシティに着いたところ、空いている窓口が少ないためか、こちらもかなりの大行列でした。しかし途中で係の人がResidencialの人はこっちへと、FM3やFM2を持っている人たちを、空いているカウンターに案内してくれました。おかげで結果、比較的すぐに入国できました。審査はパスポートとビザのカードを見せるのみでした。

移動手段

ブエノスアイレスの空港到着後、ホテルまでは、これまたロゼッタちゃんに教えてもらったタクシーで行きました。チケットを買って、カウンターの近くで待っていると呼ばれて、車に案内されます。それほど待たずに乗ることができました。

空港のタクシーチケット売り場

アルゼンチン市内は、Uberや地下鉄、バスを使うことができます。我が家は息子が電車好きなので、地下鉄が通っているところは基本的には地下鉄で移動し、地下鉄で行けないところはUberを使いました。

地下鉄、電車、バスに乗れるチャージ式のカード
地下鉄乗り場はこの黄色の看板
日本の丸の内線だった車両!車内も懐かしい雰囲気でした。
駅のアートも素敵
アルゼンチンの漫画、マファルダのアート

また、帰りのホテルから空港までは、深夜便だったこともあり、念のため、事前にHISさんに送迎をお願いしました(別途ウルグアイのフェリーチケットの手配などもお世話になったので、一緒にお願いしました)。

まとめ 

アルゼンチンの首都ということもあり、ブエノスアイレスは交通網も発達し、お店も多く、旅行しやすい街だなと感じました。ブエノスアイレスだけ行くのであれば、ツアーなどを手配しなくても、十分楽しめると思います。

楽しめたのは、事前にYouTuberのロゼッタちゃんに色々と教えてもらったこともとても大きいです!本当にありがとう。今後アルゼンチンの動画も投稿されるそうなので、ぜひご覧ください。

メキシコから9時間と遠いですが、深夜便もあり寝ていれば着く上に、時差も少ないので、メキシコに住んでいる方にはおすすめの旅先です!綺麗な街並みでご飯も美味しいので、(遠いですが)もちろん日本から行く旅先としても、おすすめです!

今後、旅先の写真なども投稿していくので、ぜひご覧ください。

\アルゼンチンの情報はこちらも!/

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