暮らすように旅するブエノスアイレス①|街歩きのフォトアルバム
2023年の年末に、アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)に行ってきました。
アルゼンチンと言えば、イグアスの滝、ペリト・モレノ氷河などが有名ですが、それらには行かず、ただただブエノスアイレスで過ごす、という、おそらくアルゼンチンを訪れる日本人としてはかなりレアパターンな旅。
もちろん滝や氷河に行きたい気持ちもあり、行くかどうか迷い、行く場合の見積もりも取っていました。しかし、移動に時間をかけるよりも、ゆっくりのんびり街歩きをしたい、という気持ちが私たち夫婦の中で高まり、またブエノスアイレスだけでも見どころがかなりたくさんあると、何人かの方に教えていただけたこともあり、”ブエノスアイレスを暮らすように旅する”を、今回の旅のテーマとしました。
実際は、”暮らすように旅する”なんてゆったりとしたものではなく、街中をあちこちとアクティブに歩き回ったのですが、時間に縛られない分、息子がお気に入りの木の枝を見つけて地面を掘り続ける(男の子って何歳までこんな感じなんでしょう笑)といった、ブエノスアイレスに来てまですることかぃ!ということでも、のんびり気長に見守ることができたので、そう言う意味では、ちょっとは”暮らすような旅”ができたかなと思います。笑
そんなアルゼンチン旅の記録、第一弾のこちらの記事では、セントロ付近を街歩きした写真と街の様子をお届けします。こちらに載せた写真のスポットは、全て徒歩でも回れます。(もちろん地下鉄やバス、Uberなども利用できます。)
ブエノスアイレス(Buenos Aires)の街の名前は、スペイン語で"良い風(空気)"と言う意味。
その言葉通り、ブエノスアイレスに到着した時の空気がとても心地よかったのを覚えています。季節は夏。もちろん時期によって気候は変わると思いますし、旅行の1週間前にはハリケーンも来たそうですが、滞在中はお天気に恵まれました。
街のあちこちの木や芝生が青々と元気に育ち、日本の春秋と同じくらいの適度な湿度の風が、肌を通り抜けて行きます。
初日はちょうど雨上がりで、建物の隙間から見える空は、どこかから絵画を切り取ってきたような青色。
深夜便で早朝に到着した私たちを優しく包んでくれる風と、ぱっと目覚めさせてくれるような青空は、旅先をここブエノスアイレスに決めて良かったと、早々に確信させてくれました。
ブエノスアイレスのセントロの通りは、碁盤目状になっているので、少し過ごすと、地図を見なくても歩けるようになります。
ふらっと歩いて、思いのままに角を曲がると、また新しい建物、新しい景色が待っていて、冒険心がどんどん掻き立てられます。
南米のパリとも呼ばれるブエノスアイレス。ヨーロッパを感じさせる荘厳な建物と、その背景を彩る南米らしい強い日差しと底抜けの青空。ゆっくりと目に焼き付けたい景色が幾重にも広がる、とても奥深い街でした。
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