朝ごはん

珍しく
夢を見る

王様のミイラが
横たわっている


最近
朝ごはんを

『食べない』
『いらない』

という子供

なんか…

『朝ご飯食べる?』

を聞くのに疲れて

朝寝坊を
連続2日

子どもはひとりで朝
学校に出たようだ
(ひどい親だ!!)

『明日朝ごはん食べる?』

『朝ごはん食べた…(ごにょごにょ)
食べたくな…(ごにょごにょ)』

(何言ってるか分からない…)

なんか可哀想な事した
やっぱり作ろう…

目覚ましを子供に止められていたらしい
時間設定して何度も鳴らそう…

けたたましい目覚まし⏰の音

王様のミイラは消えていった

『朝ごはんだよ』

子供を起こした

ちょっと嬉しそう?

でも

食べたいのか?
食べたくないのか?

2日寝坊した3日目の
『いってらっしゃい』

ホッカイロ持ってく?
手袋は🧤?帽子は?
いつもより口数多め…

寂しかったかな
かなり反省…

夜更かしと早起きで
うとうと

また夢…

可愛らしいお店
雑貨屋みたい
小物がキラキラ

定員さんも
今どきの綺麗系な
お洒落な子

自分のピアスケースが
なぜか手元にある
透明なアクリルのケース
中にピアスが沢山

店を覗いている私

ピアスケース
キャラクターがついてる
全く別のものに変わっていた

中身のピアスも減って
無くなってる

若い店員さんに聞く

鼻で笑われた
それを他の店員も
横目で鼻で笑った

定員は
うすら笑みを浮かべ
取り合ってくれない

怒り…

若い店員の
胸を掴んで
声を荒げた…

ことが大きくなり
社員全員が勢揃い
奥からパタパタと頭が下がる
ウェーブが起きた

白と紫の髪色の
30代くらいの女社長

会釈しそうになるほど
見たことのある顏だった

私のピアスケースが
違うものになって
中身が殆ど無い

彼に貰ったピアスに
思い出があるのと話す

ガラクタが無くなったみたいに
鼻で笑われたこと
皆にうすら笑みされ
取り合う気の無い態度をされたと
私は話している

社長は
前のめりで聞き
同じところで
眉間にシワがよる

イラッとした感覚が
相手から伝わってきて
(お客様に何をしてるの!)
と言わんばかりに
社員を睨みつけた

社員が肩を窄めた

怒りが薄らいだ

でも…
ピアスケースは
見つからない

もう、いいか…

ちゃんと話し聞いてくれたし…


ぐわぁ〜っん…#%£$€|{$+*

現実の部屋が見えた

真剣な顔で
私の目を覗き込む
社長の顔が薄らいでゆく

リビングの天井のファンが
まわっていた
静かないつもの部屋


不思議な夢…


形が変わって
失ったことに怒ってた

思い出は無くならないのに


なにに期待して
なにを求めて
相手に…怒ったのだろう

思い通りにならない
感情の矛先

と…

分かってほしいという
承認欲求


これがなければという

思い込み

依存からくる苦しみ…


いづれすべて
壊れて無くなり
所有という幻影を知るのに


人は弱い
自分を守るため
往々に
同じ事をすることがある


正解とか不正解とかより
1人よりも
誰かとという安心の選択


思い込みと自己正義

勝手な憶測で
決めつけてしまって見たとき

相手の気持ちに境界がうまれ

歩み寄ることも

寄り添う事もできなくなる

盲目という心


お金も地位も名誉も世界征服も

全てを手にしたとて

あの王様のミイラの様に

人はいづれ………

その向こうの世界に

持ってゆけるのはなんだろう

王冠は

ボロボロの骨の頭の上で

鈍く光って

夢の奥へと消えていった。



朝ごはんをつくろう


『明日の朝ごはん何が良い?』

『朝…お腹一杯で食べたくない…』

『…え?』

夜ご飯遅いからかな?

『学校行く時寒くない?
手袋とかマフラーしたら?』

『このダウンあついんだよ…
汗かく…もっとみんな薄着だよ。
僕若いからさ…
マフラーとかめんどくさい』

『え?そうなの?じゃあ薄いのにする?』

『それは、やだ…
あったかいから、これだけで良いの!』

…可哀想という思い込み

ちゃんと会話しなきゃ…

『うん。分かった。』


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